独立人事業務請負人(人事IC)の木村勝です。
本日2014年6月17日日経東京版に「障害児専門の保育所~全国初、杉並区に~」という記事が出ていました。
開設はこの秋で定員15名。
看護師や保育士、作業療法士ら11名の専門家の方々が勤務し、子どもの預かり時間は1日最大10時間半と長く設定されていますので、保護者の方の就労チャンスの増加も期待できると思われます。
こうした保育所に対して、杉並区も独自の支援制度を設けてサポートするようです。
例えば---
①障害児の受け入れに特化した保育所開設への補助金を創設(今回のケースでは、約3300万円かかる初期投資の1000万円を助成)
②障害児の体調悪化に備え、区医師会との連携要請 等々
保育所を運営するNPO法人のフローレンス駒崎代表理事のコメントも掲載されていました。
「障害児に特化した保育所の事業化で保護者のニーズを明らかにし、民間や行政で同じ動きが広がる契機にできればいい」
官民連携の下で、こうした専門の長時間預かりに対応できる保育所ができたことの意義は大きいです。
各地に同様の保育所が増えていき、今後事業としても成功することがこうした保育所の拡大促進の大きなポイントになると思います。
東京版での記事掲載だったため、PRも兼ねてブログに書かせて頂きました。