今年度中に百歳到達者は、28,169人で前年比+2,346人となりました! | ものづくり企業の人事総務をワンストップで専門サポートするインディペンデント・コントラクター(IC独立業務請負人)が日頃思うこと

ものづくり企業の人事総務をワンストップで専門サポートするインディペンデント・コントラクター(IC独立業務請負人)が日頃思うこと

大手自動車会社での30年の人事総務経験を経て,2014年にIC・行政書士として独立しました。グローバル化進展の中、業務のアウトソーシング化など荒波にさらされつつある人事総務部ですが、企業活動を支える総務系業務の重要性・専門性など日頃思うところを語ります

2013年9月13日、厚生労働省報道発表で「今年度中に百歳になられる高齢者(表彰
対象者)は28,169人」との発表がありました。

老人福祉法施行の昭和38年には百歳以上の高齢者数は、全国で153人だったのが、
昭和56年には1千人、平成10年には1万人を超え、今年は54,397人になっています。

百歳高齢者表彰制度があり、到達者の方には、内閣総理大臣からのお祝い状及び記念
品(銀杯)が贈られます。

実は当方家内祖母が来年5月で百歳を迎えます。
足腰はさすがに弱くなっていますが、介護の必要なく日常生活を送っています。
今後も元気でいてもらいたいものです(実祖母も4年前にもう少しで百歳という99歳で亡く
なりました)

一方、平成25年6月14日に閣議決定された「日本再興戦略」において、戦略市場創造プ
ランの柱の一つとして、『国民の「健康寿命」の延伸』がテーマとして掲げられています。

厚生労働省HP報道発表を見ると下記のようにその目的が記載されています。

 ”国民の健康寿命の延伸を図ることで、健やかで心豊かに生活できる活力ある社
 会を実現し、結果として社会保障制度を持続可能なものとするためには、特定健
 診やがん検診等の各種健(検)診制度による生活習慣病等をはじめとした疾病の
 予防・早期発見を図ること等が重要であり、「日本再興戦略」のロードマップにおい
 ても、「健診受診率の向上」が目標として掲げられています。


また、既に報道発表されていますが、今月9月の健康増進普及月間に、
 1.『いきいき健康大使』を任命 
    三浦 雄一郎 氏(80歳:プロスキーヤー、冒険家)
    有森 裕子 氏 (46歳:女子マラソン五輪メダリスト)
    平原 綾香 氏 (29歳:シンガーソングライター)
     →9月17日に下記3名の方々の任命式が行われます。

 2.厚生労働大臣を本部長とし、省内横断的に検討するための『健康づくり推進
 本部』を設置

することなど健診受診率の向上等を目的とした「健康づくり大キャンペーン」が開始となり
ます。

健康寿命とは、日常的な介護に頼ることなく、心身ともに健康で暮らすことができる期間
のことで、世界保健機関(WHO)が2000年に提唱した新しい寿命の指標です。

2010年データで、平均寿命と健康寿命の差は
 男性  9.13年(平均79.55-健康70.42)
 女性 12.68年(平均86.30-健康73.62)
となっており、超高齢社会を迎えた日本にとっては、健康寿命を伸ばしていくこと大きな
課題だと思います。
国の「健康寿命」の延伸の取り組み、今後引き続き注視していきたいと思います。

まずは今年度百歳到達される28,169名の皆様、おめでとうございます!
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