カウンセリング協会主催)の結果連絡がありました。
無事合格しており、まずは一安心です。
この試験、日本オンラインカウンセリング協会が主催する試験で、e-mailなどオンラ
イン上でのカウンセリングに関する基礎知識を習得しているかを確認する試験です。
試験に先立ち、今年の1月に丸3日間の講習を受講しましたが、なかなか充実した
実践的な内容の講座でこの講座を受講するだけでも非常に実務上も役立つと思い
ます。
ただ、講座の受講資格として
(1)医師
(2)臨床心理士
(3)精神保健福祉士
(4)産業カウンセラー
(5)社会福祉士
(6)心理相談員
(7)キャリアコンサルタント資格
の有資格者となっており、誰でも受講OKという訳ではないのですが、メールカウン
セリングの基本から実際のメールやり取りまで実践的なスキルを学ぶことができる
内容の濃い講座です。
※当方は(6)の心理相談員(THP=トータルヘルスプロモーションの一環としての
企業内メンタルヘルスの担い手)資格で受講しました。
こちらの講座の中では、最近話題になりつつある”ソーハラ(ソーシャルハラスメン
ト)”に関する議論もなされました。
例としては
「会社の上司からのフェイスブック上の『友達』申請を断れなかった」という相談
事例。その上司は40代の上司で、「なぜ承認してくれないんだ」と催促され、渋
々応じたところ、個人的な近況報告などに関しても詠まれてしまう、休日も上司
がコメント。返信が苦痛になり、書き込みしなくなった。
というような事例です。
上司、部下の世代間ギャップやSNSに関する個々人の感性の違いが引き起こす
トラブルですが、ひどいケースの場合、メンタル的にも追い込まれるケースもあるよ
うです。
最近新聞でも取り上げられることの多い”ソーハラ”ですが、新たなハラスメントとし
て今後増えてきそうです。
講座の中でも、五感による情報のやり取りが可能な対面カウンセリングが原則とい
うスタンスで講義が進められましたが、急速に広まったメール、SNSに関しても、
きちんとその使い方、ルールを学ぶ機会を設けることが必要になってくるのかと思い
ます。
結論的には、”空気を読んだ対応”ということになるのだと思いますが、”そもそも
空気に気がつかない”方が悪気ではなく、行っている場合も多いだけに対応が難し
いところがあります。
その意味で、ソーハラも、”受け手がどう受け取るかによる”という点では、パワハラ
セクハラと類似した構図ということが出来るかと思います。
この問題、具体的事例を含め今後ともウォッチしていきたいと思います。

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