昼間はどれだけ気丈に振る舞っていても、夜、部屋の電気を消して布団に入った瞬間、猛烈な孤独が襲ってくるときがあります。


静まり返った部屋。隣にはもう誰もいない。


「私は一人になったんだ」という現実が、冷たい波のように押し寄せてきます。


そして暗闇の中で、嫌でも想像してしまうんです。


どこかで今頃、元夫と不倫女がへらへらと笑い合い、幸せそうに過ごしているかもしれない姿を。


私だけが暗い部屋で一人、膝を抱えて孤独と戦っているのに。


私の人生をめちゃくちゃにした張本人たちが、何食わぬ顔で日常を満喫しているかもしれない不条理。


その悔しさと寂しさが混ざり合い、胸が張り裂けそうになりながら、暗闇のベッドの中で強く強く祈りました。


「あいつらだけは、絶対に幸せになるな」


「いつか必ず、私が味わった以上の地獄に落ちて苦しめ」


誰にも言えない、醜くてドス黒い悪意。


そんな呪いのような言葉を胸の中で唱えながら、涙を流して夜を明かしたことが何度もありました。


以前の私なら、「こんな呪いみたいなことを考えるなんて、私ってなんて惨めで哀れなんだろう」と自分を卑下していたと思います。


でも、今は違います。


誰も味方がいないと感じる夜に、憎しみで身を焦がすのは当然です。


それだけ深い傷を負わされ、理不尽に放り出されたんだから。


暗闇で吐く悪意は、孤独に潰されそうな自分を必死で支えるための「防衛本能」なんです。


夜の孤独の中で、シタ側の不幸を祈ってしまう自分を責める必要はありません。


それだけ傷ついた自分を、自分が一番に分かってあげればいい。


「今夜はとことん呪ってやればいい。明日の朝になったら、また自分のために生きればいい」


ドス黒い夜を何度も乗り越えて、私たちは少しずつ強くなっていきます。