こんにちは、凛です。


暗い過去を塗り替えたリビングで、充実したフルタイム勤務の生活を送る私。


そんなある日、ふとスマホの画面を見て、私はあることに気づきました。


「あ、ポイントが……ものすごいことになってる」


離婚当初、明日生きていくため、元夫に内緒で1ポイント、2ポイントを必死に貯めていたあの「ポイ活」。


当時は、数百円分のポイントが貯まるだけで「これで子供にお菓子が買える」と涙ぐんでいたものでした。


でも、フルタイムで働くようになり、日々の食費や光熱費、携帯代などの固定費をすべて自分名義のカード決済に集約し、さらに新規発行のキャンペーンなども賢く活用した結果――。


まだ正社員ではなく契約の身ではありますが、毎月決まったお給料が入るようになったことで、ポイ活の効率が劇的にアップしていたのです。気づけば、当時の比ではない、数万ポイントというまとまった資産が画面に表示されていました。


この輝かしい数字を見て、私はある「リベンジ」を思いつきました。


かつて結婚していた頃。


元夫は自分の趣味や不倫相手とのデートには湯水のようにお金を使うくせに、私には「誰の稼ぎで生活できてると思ってるんだ」と生活費をケチり、外食といえば一番安いチェーン店ばかりでした。


当時、私が「たまにはあそこに行きたいな」と指をくわえて見ていた、少し敷居の高いお洒落なレストラン。


「今の私なら、あの場所へ、自分の力で行ける」


私は、貯まりに貯まったポイントをドカンと電子マネーに交換し、そのお洒落なレストランのディナーを予約しました。


当日、自分で稼いだお給料で買ったお気に入りのワンピースを身にまとい、お店へ。


美しく盛り付けられた料理、そして丁寧な接客。


かつて元夫に「お前には贅沢すぎる」と言い捨てられたあの空間で、私は一銭の未練も、誰への遠慮もなく、極上の時間を満喫していました。


しかも、お会計はすべて、私がコツコツと、でも賢く貯め上げてきた「ポイント」で全額スマートに決済。実質、お財布からは1円も出していません。


あの男は今頃、不倫の慰謝料支払いや、会社での冷遇で、かつてのような贅沢な暮らしなんて到底できなくなっているはずです。


片や私は、あの男の手を一切煩わせることなく、自分のフルタイムのお給料と、自分が育てたポイントだけで、こんなにも優雅で豊かな時間を手に入れている。


「哀れだな」と私を見下していた元夫のプライドを、私は自分の力で、完膚なきまでに叩きのめしたのだと確信しました。