こんにちは、凛です。


弁護士先生から正式な書面が届き、これで夫も女も観念するかと思いきや……。


私たちの戦いは、ここからさらに**誰も予想しなかった「泥沼のドロドロ劇」**へと突き進むことになります。






夫に弁護士からの書面が届いたのとほぼ同時期、不倫相手の女の元にも内容証明が届いているはずでした。


しかし、1週間が経っても、2週間が経っても、女側からは何の音沙汰もありません。


それどころか、弁護士先生からとんでもない連絡が入ったのです。


「凛さん、相手の女性ですが……届いた内容証明を**『受け取り拒否』**で送り返してきました。さらに、こちらの事務所に直接電話をかけてきて、とんでもない主張を始めています」


先生から聞いた女の言い分は、開いた口が塞がらないほど身勝手で、ドス黒いものでした。


「私は◯◯さん(夫)が既婚者だなんて知らなかった。彼からは『妻とはとうに離婚調停中で、もうすぐ独身になる』と聞いていた。私は騙された被害者だ。慰謝料を支払うどころか、嘘をついていた旦那さんを貞操権侵害で訴えたいくらいだ」


女のまさかの「被害者ヅラ」と、全面否認の開き直り。 


あまりの衝撃に頭がクラクラしました。


だって、あの女は夫のスマホのLINEで、私や子どもたちの存在を知っているような素振りを確かに見せていたのです。


「知らなかった」で逃げ切れると思っているのか。


さらに最悪なことに、この女の動きに同調するように、我が家の夫の態度も急変しました。


数日前までオドオドしていたはずの夫が、急に強気な態度で、リビングで私を怒鳴りつけてきたのです。


「おい、凛! お前が女のところにヤクザみたいな手紙(内容証明)送ったせいで、彼女が精神的に追い詰められて会社を休みがちになってるんだぞ! 彼女は俺が既婚者だって本当に知らなかったんだ! 悪いのは全部嘘をついた俺だろ! 彼女への請求は今すぐ取り下げろ!」


自分の妻が受けた傷には目もくれないくせに、不倫相手の女を必死にかばい、守ろうとする夫。


挙げ句の果てには、私に向かって**「お前が勝手に探偵を雇ってプライバシーを侵害したんだから、お前だって犯罪者だろ!」**と、めちゃくちゃな論理で逆ギレしてきたのです。


裏で、あの女と口裏を合わせたのは間違いありません。


完全に2人で結託して、私と弁護士を敵に回し、泥仕合を仕掛けてきたのです。


かつて愛した夫が、不倫女のためにここまで醜く豹変するなんて。


リビングで怒鳴り散らす夫を見つめながら、私の中の「冷たい怒り」は、激しい「復讐の炎」へと変わっていきました。


「あぁ、そう。じゃあ、とことん泥沼で殴り合いましょうか」


本当の修羅場は、ここからだったのです。


次回、「夫のスマホから消えた証拠」。夫が夜中にこっそり始めた、姑息な『証拠隠滅工作』の現場を現行犯で押さえた話をお届けします。