こんにちは。
あなたを笑顔で元気にする、夫婦問題カウンセラーのようめいです。
挨拶をちゃんとしてますか?
というお話を書かせていただきましたが、
人間関係(ここでは夫婦関係ですね)を円滑にするために、
相手を承認する、その第一歩として非常に大切というお話でした。
人間には様々な「欲」がありますが、
侮れないのは、誰もが持っている「承認欲」なんです。
誰しも、自分以外の誰かに認めて欲しいという欲があります。
これを満たしてあげることが、
関係を円滑にし、相手の成長を促す手法のひとつなんです。
子育てや、会社での部下育成などがいい例ですよね。
昔は、親に怒られこそすれ、褒められるなんてことはありませんでした。
(少なくとも「ようめい」の親はそうでしたね。時代や個人差はあると思いますが。)
会社でも、昔は、「根性」だの「やる気」だの、
無茶な精神論を振りかざすのが一般的でしたが、
今はどちらも「褒めて育てる」が主流になってきているのは、
「承認欲」を満たすことで、人間関係の維持と相手の成長を促す方が、
否定し叱り付けることで相手を奮起させるより、
効率的であり、かつ健全であると認められているからです。
でも、パートナーに対しては・・・?
以外にこれが出来ていない場合が往々にしてあります。
結婚生活が長くなると、欠点ばかり目に付くようになります。
結婚はすなわち「生活そのもの」ですから、
忙しい毎日に追われるなかで、
「これを手伝ってくれればいいのに・・・」
「言われなくてもやってくれるようになって欲しい!」
「何度も同じことを言わせないで!」
と、時間短縮を意識するあまり、こういったことを相手に対して思ってしまいます。
そこは「お互いさま」と、ぐっと飲み込んで、
何故、私はこの人と結婚したのか。
この人のどんなところが好きだったのか。
結婚後も変わらず好きでいるのはどういう部分か。
逆に、結婚して気がついたパートナーの長所はどこか。
こういうところに目を向けるようにしましょう。
男性は、よく「言わなくてもわかるだろう!」と言いますが、
実際には伝えなくては相手には伝わりません。
ただ、男性にいきなりこれを求めるのは酷なので、
まずは自分から働きかけましょう。
自分が感謝していること。
この結婚で幸せだなと思っていること。
そういうことを相手に伝えることで、
パートナーは、「自分はこの結婚生活に必要とされている」という、
「承認欲」が満たされ、
夫婦関係も円満になります。
難しいことではありませんから、
是非、実践してみてくださいね。
私のパートナーも、よく言えば昔ながらの「日本男児」、
悪く言えば、「表現力に乏しい」人なので、
私が働きかけたところで、
私の承認欲を満たすようなことは言ってくれません。
しかし、「目には目を歯には歯を」で、
言ってくれない(してくれない)から、言わない(しない)
という考え方はご法度ですよ。
(何故ご法度か?というお話はまたの機会に・・・)