トランスジェンダー 黒木華 | 私と日記。観劇とお花と、保護犬との暮らし

私と日記。観劇とお花と、保護犬との暮らし

ご訪問頂きありがとうございます。
大好きなワンちゃん達が虹の橋に旅立ってしまいました。
これからは、趣味の観劇、お花とか、そして新たにお迎えした保護犬との徒然日記。

 

作・演出:加藤拓也

出演

橋本淳 / 黒木華 / 中田青渚

 

 

1列センター

友人からお声がけを頂いて観に行くことが出来ました。

黒木華さんって舞台でとっても素晴らしい演技をされるんですが、今回もとっても良かったです。

このフライヤーのように、海と空の境目の曖昧さ、、

それが、この作品のテーマを表現している。

 

Story

 

橋本淳黒木華中田青渚が出演する本作では、配偶者から性別を変更したいと告げられた家族の物語が描かれる。ライターの岳人(橋本)と、同じくライターで岳人の配偶者である友理(黒木)は共に仕事をしながら、娘の真琴(中田)を連れて日本各地のホテルやロッジなどを転々としながら暮らしていた。海の近くにあるホテルに長期滞在していたある日、岳人は友理から性別を変更しようと思っていると告げられて……。

 

 

黒木華は、家族に申し訳なさを感じながらも、自分の“本音”と向き合い、自身の行く末を決定していく友理を力強い演技で立ち上げる。橋本は、友理の意思を尊重したい気持ちがありつつ、一般的な価値観に捉われてしまう岳人の葛藤を、セリフの端々ににじませた。また中田は、友理の告白によって変化する“家族の形”をフラットな目線で見つめる真琴を、巧みなバランス感覚をもって演じた。物語の中の時間が経過するにつれて、友理の服装や声色、仕草に変化が生じ、“彼”が新たな一歩を踏み出したことが明らかになっていく。

 

 

 

家は有るけど仕事であちこちのホテル暮らしをしている3人。

友理(黒木華)が自分のジェンダーの告白を始めると、岳人(橋本淳)は戸惑いながらも受け入れる、、しかないよね。

ある種、男性的というよりは、柔軟な中性的なイメージの岳人。

対話の中で、相手を受け入れてようとする葛藤(という程でもないあっさりとした感じ)

友理は告白した途端に、部屋を分けて、服装・髪型・口調迄そして性転換へ向けて身体も変えていく。

娘の真琴(中田)も学生だけど、学校には通わず、オンラインで学んでいる。

そんなある種特殊な世界で生活をしている3人3様。

岳人(橋本淳)は、友理(黒木華)のそんな行動や言動を受け入れるしかない。

激しく相手に自分の気持ちを訴える事もない。

が、時に無神経な言葉を発して、それを直ぐに認め謝罪する。

そんな気弱な岳人。

そして自分の気持ちのまま生きる事を決めた友理(黒木華)。

トランスジェンダーとして悩みながらも出産し子育ての途中で、なりたい自分を目指す、、ところから始まるので、

全体的にサラーっとしていた。

ただ、岳人(橋本淳)は、おそらく元に戻りたいと思ってるだろうなあと察するし、娘の真琴(中田)もそんな両親の事を受け入れられないのか若気の至りなのか、オンラインという相手の人格迄解らない人との付き合い方の躓き、その時の家族の在り方とか、、、深い意味迄掘り下げるのは、我々、個々の気持ちに委ねるのか、、私の理解が浅いんだな。