2列センター
〈CAST〉
寺島しのぶ
吉柳咲良
富本惣昭
名越志保
松尾貴史
吉柳咲良
富本惣昭
名越志保
松尾貴史
〈Story〉
命が脅かされるほどの摂食障害を抱えていた大学生のレイチェル(吉柳咲良)が、施設での治療を経て、4か月ぶりに家族の元へと帰ってきた。家族とともに食事をして、以前のように自立した生活を手に入れるためだ。母・ジョーン(寺島しのぶ)と父・ピーター(松尾貴史)は愛する娘の帰宅を心から喜び、弟・ブロディ(富本惣昭)も交えて家族との平穏な時間を過ごすように思えた。
ジョーンは、移民として苦労しながらもキャリアを築いた経験があり、娘もこの状況を乗り越えて明るい将来を掴み取ってほしいと期待を膨らませる。しかしレイチェルは、セラピストであるブレンダ(名越志保) との会話を思い出しながら、次第に愛する母親からの愛情を苦痛に感じ、家族こそが自分を追い込んだ原因なのではないかという疑問に変わる。
すれ違う母と娘。愛情に隠れた本当の気持ちを知ったとき、家族は大きな一歩を踏み出す。
ジョーンは、
オフブロードウェイで話題となった、、この手の作品を日本で上演する難しさ、、
何故、上演しようと思ったのか聞いてみたい。
作品の内容から、母親役は寺島しのぶさんの様なスレンダーである必要は有るんだと思う。
昨日ニュースで、若年層の低体重に対する警鐘、、あったけど。
摂食障害の原因は様々な様ですが、この作品では母親が原因、、と言うか、ラストは母親もそうで有ることを認めて終わる。
自らを厳しく律し、娘にも自分の考えを押し付け、夫を何処かで見下してるように見え、、2人の子供達は親の期待に応えなければというプレッシャー、、
そんな内容を生の食事をしながら演じてる。
前席だったから、お料理の香りがした。
松尾パパはお料理担当で、マッシュポテト潰したり、卵を割って混ぜたり、そんな段取りが複雑なせいか、皆さん台詞噛んでた。
食べるシーンの為、全て生の食材を使用している、だから、寺島ママがほとんど食べて無い事も気付くし、ストレスマックスで隠れて爆喰いしてるシーンもあり、、解りやすい演出。
吉柳さん、拒食症だから、体重に囚われて太ったのか確かめるのに、全裸になる、後ろ向きだし、照明もめっちゃ落としてるから、良くわからないけど、そんなに暗くしてまで全裸になる必要も感じないかな、、 まぁ、家でなら、湯上がりとか全裸で測るけどね。敢えて吉柳さんにやらせるのはちょっと酷な気がする。
劇中
「ママは私より食べる事が1番大事なんだ」みたいなセリフを言い。
ママは、太らない事が重要で、だから食べる物に執着する。
ストレスマックスで爆喰いしてしまい、吐き戻す、、
吉柳さんは病院に戻る事を選び、母親にも治療を促す、、。