”劇団四季ミュージカル”ノートルダムの鐘” 四季劇場”秋” | 私と日記。観劇とお花と、保護犬との暮らし

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これからは、趣味の観劇、お花とか、そして新たにお迎えした保護犬との徒然日記。

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12列センター(3列目が最前列)

 

待ちに待った東京公演。

マチネが多い公演ですが、ソワレを取ったら、初日から2公演目でした。

初めて行く秋劇場は、2階にあり、、3階の春劇場は”アナ雪”

余談ですが、トイレはアナ雪も2階に同じ場所に作ってあるのが判りました。

 

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初山下泰明カジモドでした。

なんと芸大出身。2016年(初演)のノートルダムの鐘でクワイヤでご出演されてました。

 

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ホントにいた。

あ、劇場で、阿部よしつぐさんにも遭遇。

っていうか、、この日は関係者多数ご観劇、私の周りは、そういう感じのご高齢の方々が、、前方席には、海外スタッフと思われる方がスタッフに誘導されて着席されてました。

 

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そして、入場時にも劇場入口両サイドに四季の本部の方々が並ばれていて”いらっしゃいませ”と

帰りには、なんと、、ちよき社長様迄!

”ありがとうございました”と頭を下げられました~~~~~~あせる

 

と、本題。

”ノートルダムの鐘” は説明よりも、、

先ずは、楽曲の良さと、演出とテーマが良い。

クワイヤ(聖歌隊)の厳かなハーモニーを聞いた途端に、ノートルダムの鐘の世界観に惹き込まれ、、

悲しい愛の物語を辿る、、、。

自分に沸き起こる、情熱(感情)を御せない聖職者。

歪んだ姿に生まれた為に、愛を与えられた事の無いガーゴイル(石造)と生きるカジモド。

自由な世界を放浪しながらも、純粋な心と慈しみを持つ踊り子エスメラルダ。

戦場で傷つき、でも勇気と愛を持つ警備隊長。

 

外の世界に憧れ続けたカジモドがガーゴイルに後押しされて、地上に降り立つ決心をした

”光の中へ”はココロ震える。

民衆に暴力を振るわれ、傷ついたカジモドを見舞うエスメラルダと歌う

”世界の頂上へ”は、カジモドが愛に目覚め、エスメラルダの優しさと二人の友情が芽生える大事な一曲。

そして、その想いを”天国の光”で吐露するカジモド。

一方、聖職者として、禁欲的に生きてきたフロロー大司教は、自分に芽生えた情欲にをどうして良いのか、、

”地獄の炎”はそんな心境を吐き出す、、クワイヤの合唱も相まって、、手に入らないなら、、殺すという。。。

 

2幕は、もうフロロー大司教に追われるエスメラルダと守ろうとするカジモドとフィーバス。

フィーバスとエスメラルダは、愛を誓い、、、カジモドは、僕は醜いから希望は捨てようと、、

 

エスメラルダは捕らえられ、、火炙りか、フロロー大司教のモノになるかと迫られて、火炙りを選ぶ。

 

ガーゴイルたちは、カジモドにエスメラルダを助けようと伝えるが、エスメラルダを捕らえるきっかけを作ってしまった自分を責めるカジモドは

”石になろう”でココロを閉ざす

 

が、、、火炙りになるエスメラルダを救助に向うが、、、、

 

”いつか” 

いつか 夢はかなう
祈ろう 世界は変わると
いつか

 

 

山下さんがカジモドに扮する衣装を身に着けてから、顔に黒い彩りを付ける所に、異端を感じさせて、ラストにはカジモドの顔は元に戻り、周りの人々が次々と顔に黒い色をつける、、

この意味については、いつも考えさせられる。

 

”世界は残酷だ 時には人も残酷になるわ

それでもかけがえのない世界。 光と闇を、、 世界、、”

 

"パリの朝 鐘が鳴り響くよノートルダム

さぁ、この物語りの終わりがきた

あなたのココロに何かが響いていますように

応えて欲しい謎が有る 人間と怪物 どこに違いが有るのだろう"

 

この作品のテーマは深い。

山下カジモド、、、星野源さんと中村倫也さんを足して2で割った感じ。歌は、もう少しかなぁ、私の基準が、海宝カジモドなんであせる

 

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”竹芝”というえば、、これだね。

 

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帰りのゆりかもめの中から。。