ミュージカル『太平洋序曲』 日生劇場 | 私と日記。観劇とお花と、保護犬との暮らし

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これからは、趣味の観劇、お花とか、そして新たにお迎えした保護犬との徒然日記。

 

XB列センター

 

作詞・作曲/スティーヴン・ソンドハイム

 

演出/マシュー・ホワイト

 


 <CAST> 

狂言回し   山本耕史
香山弥左衛門 海宝直人
ジョン万次郎 ウエンツ瑛士
将軍・女将  朝海ひかる
      可児寛子 綿引さやか 染谷洸太 村井成仁 谷口あかり
      杉浦奎介 武藤寛 田村雄一 中西勝之 照井裕隆
      藤田宏樹 井上花菜 横山達夫

 

《STORY》

黒船に乗ったペリーがアメリカから来航。 鎖国政策を敷く幕府は慌て、浦賀奉行所の下級武士、香山弥左衛門(海宝直人・廣瀬友祐)と、鎖国破りの罪で捕らえられたジョン万次郎(ウエンツ瑛士・立石俊樹)を派遣し、上陸を阻止すべく交渉を始める。 一度は危機を切り抜けるものの、続いて諸外国の提督が列を成して開国を迫りくる。

 

正直、、、脚本が宮本亜門版を同じだと思っていたので、皆さんあちこちで書かれてる様に、短い。

なので、あの時代を端折って駆け抜ける感が、、

ただ、あのソンドハイム氏の独特な音楽の世界を歌いこなせるプリンシバルとアンサンブルさんにはただただ、感動。

キャスティングに妥協無し ←何様だ汗

でも、ユルシテください、、ミュージカルって全員が歌ウマじゃないと満足できないのです。

低音が聞こえなかったり、ファルセットが出て無かったりは、有り得ないのです(昨年のソンドハイム氏のミュージカルの事言ってます、しつこく。)

話の展開は早いけど、難解な音階のオンパレードの歌を聴いているだけで満足。だって、歌いこなせる実力派のキャストの皆様の歌声に酔えた音符

舞台も、海外から観た、、ザ・ジャパニーズ的な設えも良かった。

狂言回しの山本耕史さんは流石の貫禄。歌も音程をすごく丁寧に取って歌われてました。そしてアドリブもバッチリ、伊達に場数を踏んでませんね。初見の私でも解りました。

海宝君は安定、、、鮎釣りからずっと近くで拝見でして、眼福。

ウエンツ瑛士さんも歌良かった。海宝君と一緒に歌っている所もとっても良かった。

お話が良くてとか楽曲が良くてっていうよりも、歌ウマさんの舞台を堪能しました。 1回で大満足でした。

 

と、、3月も観劇もこれで終わり。