C列センター下手側
作・演出
三谷幸喜
<出演>
内野聖陽 瀬戸康史
時は戦時色濃厚な昭和15年。
登場人物は、警視庁検閲係・向坂睦男(さきさかむつお)と劇団「笑の大学」座付作家・椿一(つばきはじめ)。
非常時に喜劇など断じて許さないとする向坂は、上演中止に追い込もうと執拗なまでの注文を繰り返す。しかしなんとか上演許可をもらいたい椿は、向坂が要求する無理難題を逆手に取りながら、あくまで真正面からの書き直しに挑戦する。
警視庁の取調室を舞台に、相対する男二人のドラマが始まる。
登場人物は、警視庁検閲係・向坂睦男(さきさかむつお)と劇団「笑の大学」座付作家・椿一(つばきはじめ)。
非常時に喜劇など断じて許さないとする向坂は、上演中止に追い込もうと執拗なまでの注文を繰り返す。しかしなんとか上演許可をもらいたい椿は、向坂が要求する無理難題を逆手に取りながら、あくまで真正面からの書き直しに挑戦する。
警視庁の取調室を舞台に、相対する男二人のドラマが始まる。
内野さんが出る舞台は絶対に観たい私。
内野さんは、ピシッとした役もへなちょこでもハマる。
そして、今回もすっごくすっごく良かった。
なんと言っても三谷幸喜さんの脚本。
台詞の間と言い、笑いのセンスには脱帽というか、
まんまと舞台に踊らさせてました、そして笑った。
戦争中の娯楽に対する検閲という着目点も面白い。
そして、瀬戸康史さんも、ほっそりとされて、、
あの長いセリフも明瞭で滑舌も良くて、、
脚本家、演出家の立ち位置みたいな、そして、それが
内野さんとのやり取りで、変化して行く様。
そして、ラストが良い。
休憩無しの1時間50分は、私的には1時間位に感じた。
絶賛おススメです。
堀尾さんのセット。
この席の座る役者さんによって、、お好みの席が変わるかな。
あ、勿論センターが良いんでしょうけどね。
一つ残念なのは、
真後ろにゲラ男がいた事、うるさくて、台詞が聞こえない事多数。
大きな咳をする人も増えたなぁ。。。。