NODA・MAP第23回公演 『Q:A Night At The Kabuki』 | 私と日記。観劇とお花と、保護犬との暮らし

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NODA・MAP第23回公演 『Q:A Night At The Kabuki』

inspired by A Night At The Opera 

作・演出 野田秀樹 音楽 QUEEN

 

<CAST>

松たか子 上川隆也

広瀬すず 志尊淳

橋本さとし 小松和重 伊勢佳世 羽野晶紀

野田秀樹 竹中直人

 

※画像をおかりしています。

W列2番 (いつもは後方通路である場所が補助席でした、、私の後ろは壁でしたが、湾曲しているので、W列でも隙間のある場所があり、、

そこに立ち見の方が立っており、、激せまです。びっくり)

 

この文章を読めば、、Queensサイドからの、”A Night At The Opera”

を演劇化、それもQweenサイドのお墨付きとなるのね。

原案は”ロミオ&ジュリエット”の話を、日本の源平合戦に取り込み、、シベリア抑留兵の話にも繋げていく、、

”ロミオ&ジュリエット”といえば蜷川幸雄演出

この作品の舞台セットには、数々の戦争で引き裂かれたカップルの顔写真が使われていた。

”ロミオ&ジュリエット”の悲愛は、、戦争と結びついているんだろうか、、

とか、思い出した。

 

思ったことをつらつらと、、

先ずは 松たかちゃん。

初めて拝見したのは、”オケピ!” だったか、、”ハムレット”だったかなぁ、

ミュージカルでは、あの”モーツアルト!”

すごいポテンシャルの有る女優さんだと。。

今回も松たかちゃん良かったよね。叩いたり、蹴ったり(笑)

強い意志を持ち、そして直向で、、悲しい。

澄んで通る声は終始物語を牽引して、ロミオとジュリエットが死なないように画策するけど、、でも結局二人は幸せにはならなかった。

上川隆也さん、、、 ん?顔がぷっくり見えたのはお髭のせいかしら、、

松たかちゃんとのバランスが良くて、、しっくりとはまってましたよね。

広瀬すずさん

もう千秋楽も近いので、安定してると思いました。

舞台映えもするし、、何故に水着なのかとも思いました。だって源家の誂えを馬鹿にしつつも平家も水着なんて着てない。私がわからない意味がある筈だわ。

すずジュリエはとても可愛い。そして目ヂカラがある。舞台にはいいよね。。

そして、志尊ロウミオ、、細い、顔ちっちゃい。”春のめざめ”観なかった事を後悔した。

身体を軽々と扱い、、上のステージからジャンプして降りたときはびっくり。笑うと目が無くなっちゃうのもご愛嬌。

この4人のシーンが良い。キスのときの手紙とかね。

で。さとしさん、八面六臂の大活躍でした~、、あ、竹中直人さんと羽野晶紀さんも、、大きな演技で目を引き言葉を遊ぶ。

そして野田秀樹Uber(乳母)さん。

Uberといい時事ネタも入れて言葉遊びは昔より少なくなった気もする。

そして、反戦に対する想いは受け止めました。

MIWAの時は長崎原爆を模した布使いが、今回は初夜の寝床を幻想的に彩ってました。

ロミオとジュリエットの有名な台詞 ”おお。ロミオどうして貴方はロミオなの、、、、ロミオという名をお捨て下さい”と、、

死ななかったロミオは、ロミオと名乗ることはせず、名も無き戦士となる。そしてスベリアで、名も無く死んでいく。

第二次世界大戦後のシベリア抑留兵、、名も無き兵士。

 

スベリア(シベリア)での、反復シーンは長めなのがその過酷さを物語るに十分で、、最後に重なった死体となって波に揺られてる様は、ラストの涙しながらの松たかちゃんの台詞と重なって、涙が止まらなくなってしまった。

そして、、Queenの”Love of My Life"   (Live at Wembley -1986)の

演奏も使われてましたね。

ロウミオが木曽義仲を殺してしまった時に、ボヘミアン・ラプソディがかかる ”MAMA, Just  Killed  a Man"

 

最後の当日券を申し込んでみたけど、当たる筈もないので、、、
また、ゆっくり舞台を考えよう。
 
休憩時間と終演後に展示されて、並んで写真を撮ってみた。
 
池袋西口公演はすっかりキレイになってた~
カフェも素敵です。
噴水も、、、、
 
松たかちゃん。。。今年の讀賣演劇大賞、、どうかしら、、、
終わり。