”ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ” 世田谷パブリックシアター | 私と日記。観劇とお花と、保護犬との暮らし

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H列18番

 

 

【作】トム・ストッパード
【翻訳・演出】小川絵梨子
【出演】生田斗真 菅田将暉
林遣都 半海一晃 安西慎太郎 松澤一之 立石涼子 小野武彦 

 

コインの裏表をかけながら、森の中を行く、ごくごく普通の二人組。
彼らの名は、ローゼンクランツ(生田斗真)とギルデンスターン(菅田将暉)。
デンマークの王子・ハムレット(林遣都)がどうやら正気を失ったらしい、と義父となった国王・クローディアス(小野武彦)が、その真偽を調べるために、ハムレットの学友だった二人を呼び寄せたのだ。
自分たちの旅の目的は分かるけれども、その目的をどう果たせばよいのか分からない二人。
ただただオタオタする二人のそばを「ハムレット」の物語は粛々を進み、そして、、、、。
自分たちも物語のひとつとして、なす術もなく、どんどん死が待つ結末に向かって運ばれていく「誰でもない彼ら」。 
かくて運命に流された二人は、「ハムレット」の物語に書かれた通り、この短い台詞によって存在を完全にかき消されてしまうのだろうか・・・。

 

1幕38分

2幕50分

3幕42分

 

よく取れたなぁなチケットでした。お隣は戸○恵子さん

なんと、初演時(矢崎滋さんと角野卓造さん)にオフィーリアで出演されてたそう、、、。

 

”ハムレット”は本当にいろんな方で何度も観ている作品。

その中での、ハムレットの幼馴染のギルデンスターンとローゼンクランツ、、、

もとい、

ローゼンクランツとギルデンスターン。 この印象が薄い二人、、

確か双子のようにそっくりな出で立ちっていう演出もあったなぁ。

兎に角、ハムレットではそんな扱いだった二人。

お城に召されて、、最後はイギリスで殺されてしまう。

そうか、二人をフォーカスすれば、こんな感じだったのねぇ。。ふーん

菅田将暉くんは、 2014年”ロミオ&ジュリエット” で拝見して、、その後の活躍は目覚ましくて、、この舞台のオファーも多分2年くらいは前になるんだと思うけど、

良いキャスティングですよね。

生田君も、新感線以来ですけど、、舞台向きだと思う。

二人の台詞の間合いが絶妙で、、

そして旅役者達との絡み。

ハムレットの林遣都くんの出番が少なくて勿体無いな。

 

この作品は内容よりは、誰が演じるかじゃないかな。。。

最後まで、、ローゼンクランツは。。どっちだっけ、、、

あ、ギルデンスターンは、、、ってあやふやな気持ちにさせる演出なのか、、脚本なのか、、は良かった。