F列17番
5人目のビリー・エリオット 山城力クンが観たくて取ったチケット。
ビリーの前はトールボーイズとして、舞台には慣れていたと思います。
この日は2回目のビリー。
いやぁ、、、びっくり。ものすごく丁寧に演じているというのが率直な感想でした。
お母さんの手紙のシーンも、、歌穂ちゃんが読んでる時も、、
ずっと自分も手紙を、読んでました。
そう、、諳んじる程、この手紙を読み込んで居たんだと、、わかるよね。
そんなシーンが他にもありました。
ダンスのシーンもひとつひとつが丁寧でした。
女の子達との絡みのシーンも、どうやって入って良いのか躊躇い、先生に何度も何度も問いかける。
縄跳びのシーンで、ちゃんと歌穂ちゃんの縄跳びに入れてました。
"AngryDance" のタップも力強い。
そして、ダンスのひとつひとつがロンドン版(映画になってる)に
忠実な感じがしました。伸びて倒れて起き上がり、バリケードにしがみついて、、と。
そして、、
オールダービリーとの白鳥の湖のシーンは何度観ても美しい。
吊られながらあのポーズを維持するのは大変と、、インタビューで言ってましたけど。。そして、栗山さんもプロだなぁと思わせるさり気なくビリーを気遣い合わせてる余裕のあるダンス。
"電気のように"
指先迄神経を届かせた美しい所作のダンスだったな。
一番感動したかも。。
鋼太郎さんだって歌穂ちゃんだって、相変わらず良かったし、、
トニーは藤岡クンの低音だけど、感情の籠もった歌い方が好き。
会場に来ているお子さん達の反応も新鮮で、、
ダンスシーンは、客席に居ても、踊れなくても身体に力が入ってしまう。
ホント、、また直ぐに観たくなってしまう衝動を抑えるのが大変です。