5列22番
<CAST>
阿部サダヲ / 森山未來 / 早乙女太一 / 松雪泰子 / 粟根まこと / 福田転球 / 少路勇介 / 清水葉月 /
右近健一 山本カナコ 村木仁
藤家剛 工藤孝裕 井上象策 安田桃太郎 菊地雄人 伊藤教人 横田遼 下川真矢
生尾佳子 伊藤玻羅馬 岩田笙汰 大内唯 奥山寛 上垣内平 嶌村緒里江 常川藍里
東松史子 中根百合香 野田久美子 安田栄徳 山口ルツコ 山﨑翔太 矢内康洋
梶原善 池田成志
これ、、好き、、大好き
いのうえひでのりさんは、兎に角他の舞台を観てらっしゃるし、ミュージカルがお好きだと思います。が解る演出でした。
っと、、ネタバレしますので、ご注意ください
”花”は、正統派な髑髏城の七人とすれば、”鳥”は、、メタル・マクベスに通じる、面白くはちゃめちゃだけど、ちゃんと押さえてる舞台。です”Eexactly”
これだけで、、んもう、、やるなぁ、、、、大笑い
もう、ミュージカル要素プンプンでした。
特に、2幕の
天魔王と無界屋蘭兵衛の対決。
蘭丸のココロへと移り行くところは、まるで"エリザベート”
天魔王の家来がまるでトートダンサーの様に妖しくうごめき、、
蘭丸を誘うシーン。
そして"闇が広がる”のようにラストは口づける、と杯を口移しするんですけどね~
天魔王と蘭丸の殺陣も美しい。動きがとても細やかで、舞うように、天魔王が蘭丸を弄ぶ様に、、、
DVD発売とのコトで。購入決定です。
"鳥"は前回の墨絵のような冬を思わせる背景から、色づき、無化意屋の背景を作ったり、髑髏城の高さを表現したり、、
「上に昇ってる様に感じたのだけど、、座席は回転だけじゃなく。上下するのかなぁ。」
セットもかなり変えてました。
今回は渡京と兵庫が劇団の方で、、この方がしっくり、コロちゃんとか、小吉が息子だったり。。ちっちゃく変えててそれもありだよね。
でも好き好き。
松雪さんは、、歌が多く、演技は控えめに感じた。強さよりも儚さを前面に出してる、きれいな方です。
おっとっと、、
忘れちゃいそうな
捨之介(阿部サダヲ)
阿部さん程、地を感じさせない役者さんも珍しいというか、役によって見え方が全く違う。バラエティに出てると情けないほど小声な大人しめだし。 今回は阿部さん一人勝ちとういうよりもバランスが良いなと。
小栗君は声を張って、カッコいい風だけど、阿部さんは違う、、
ちょこちょこっと存在感を出しては、引いていたり。
歌が上手いのにはびっくり。照明落として歌うので。美声だなぁと余計に感じたわ。
池田成志 (贋鉄斎)
ローラースケートよりは、雷太郎的な池田贋鉄斎が良いな。
阿部さんとのやりときはほぼアドリブなんじゃない?
劇団四季とか、話し方が野田さんみたいだったりと、観てる方を意識してるんだかしてないんだか、、馬鹿らしいような繰り返しのやり取りも池田さんが演るからこそ面白い。
”花”がアクションなら"鳥”はミュージカル
”風”は観ないので、、
"月”と、、、”極(ごく)”
特に、、、”極(ごく)” 期待しちゃうよ、、、ねぇ。。
この日は、ちょっと雨がちらついてましたが、涼しくて快適でした。