
B列 15番
作曲:フランク・ワイルドホーン
脚本・作詞:ジャック・マーフィー
演出:鈴木裕美
上演台本:蓬莱竜太
ウエンツ瑛士
濱田めぐみ
中河内雅貴
山西 惇
フランク・ワイルドホーン×鈴木裕美×蓬莱竜太が描き出すアメリカ一有名な実在した天才作家フィッツジェラルドと彼を愛した妻・ゼルダの数奇な運命・・・『華麗なるギャツビー』で知られる天才作家フィッツジェラルドの伝記的ミュージカル日本初演

イントロから、ああ、ワイルドホーンっぽな~で、、期待大

音楽も良かったけど、これって濱田さんが主役じゃないの

まだ、千秋楽まであるので、、書いていいのかな~、、
ちょっと書くので、、これから観られる方はご遠慮くださいね。
ストーリーは山西さん演じる雑誌とかにゴシップ記事を書いてるような作家が、ゼルダが入所している精神病院に訪問して、今は亡きスコットとの話を記事にするためにインタビューするところから始まって、過去を回想していくのだけど、それを山西さんがずっと傍観してるだけでなく、
入り込み、質問を投げかけて、精神病院に戻ったり、を繰り返す。
そのやりとりが、、自然というよりは不自然に感じたかな。
ウエンツ君 スコット・フィツジェラルド
この役なら容貌的に恵まれてますよね。歌は、歌えてますが、声楽をやってきた訳でないので、ロングトーンはやや乱れる。でもワイルドホーンさんの難曲をこなしているのはさすがでした。が駄々をこねているシーンが多いかな。
濱田めぐみさん ゼルダ・フィッツジェラルド
歌はいつもより安定していなく感じた(たぶん、この日だけだと思う)
最初から出ずっぱりで、、苦悩のゼルダを演じる。
まるで。モーツアルト!のコンスタンツェのように、インスピレーションを与えなくては、、とのプレッシャーで、精神を病んでしまったのだろうか。。
山西惇さん 書き手。。語り手
山西さんの存在意義がいまいち解りません。ストーリーテラー的なのは解りますが、、
ああいう存在の仕方でなても、、だって、これはミュージカルなんだからと思っちゃった。
最後に歌ってましたけど、、喋るように歌ってましたが、、
中河内雅貴さん 意志・執事等々
歌あり・タップあり・もちろんダンスも魅せてくれました。
目立ってましたね。。。たぶん、ウエンツ君より。

総して、、面白いとか、魅了されたとか、音楽が良かったとか、、印象に残らない舞台でした。
もう少し後ろで観たら、良かったのかもしれません。
にしても、あれだけ出ずっぱりで歌も演技も良かった濱田さんではなくウエンツ君が主役だったなんて、、、

ちょっと意外。