”ヴェローナの二紳士”   さいたま芸術劇場 | 私と日記。観劇とお花と、保護犬との暮らし

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これからは、趣味の観劇、お花とか、そして新たにお迎えした保護犬との徒然日記。

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C列15番

平日ソワレだからかな、、思ったより空席が多くてびっくり
で、、上演時間が2時間半(休憩15分)にもびっくり  シェークスピアなのにね~


溝端淳平 三浦涼介 高橋光臣 月川悠貴 正名僕蔵 横田栄司他

私の後ろの列との幅がちょっと空いていて、そこが演者の通路となり、D列辺りの演技が多くて、ずっと振り向いてました。観難かった。

溝端くんがジュリア役で主役。
溝端くん、めちゃめちゃキレイでした。
しぐさも大分研究されたんでしょう、上目使いや小首を傾げたり、口をちょっと曲げたり、指先もちょこっと外側に反ったりと、可愛かった~
でも、、台詞回しがね~、、いけません。
シェークスピアの台詞はただでさえ長くて言い回しも古いし、、、、
しっかり覚えていないと台詞飛んじゃうし、、
だからといって間違えないで言うのは最低限だと思います。
その上でその言葉を自分のモノとして表現して欲しいと思うのです。
それは抑揚だったり強弱だったり緩急つけて、、相手(オーディエンス)に伝えないと、、ココロに響かないんです。
それが、、ストプレの醍醐味だと思うのです。
最初に乳母とフローレンス(三浦クン)からもらった手紙を受取たいけど、素直に受け取れないって、乳母(岡田正さん)が自然な乳母だったからその、棒読みな演技は残念としか言いようがありません。
溝端クン、、ウサニの時はもっと酷かったから、良くはなってると思う、、
辛口で申し訳ないのですが、三浦クンも高橋光臣くんが余りに上手くて、、だからこそ主役がこれで良いのかって思っちゃって、、、
あ、月川クンは、あれで良いんです、彼はああいう役しか演じないし、パターンもイメージも変えてないから、、でも、もっと違った役も観てみたいな~、男役とか(笑)

三浦涼介くん フローティアス
”ショーシャンクの空に”で拝見していたけど、間近で見ると本当に美形
彼の王女役でも良かったんじゃないかな。。熱意溢れる演技だったけど台詞は噛んでましたね。
で、歌は上手ーい。地声(肉声)でしたけど、、上手い。 彼、ミュージカルもイケると思う。

高橋光臣さん  ヴァレンタイン
”真田十勇士”で拝見していましたが、、TVドラマにも沢山出演されてるんですね。
彼もとても良かったです。
演出だと思うけど、態度がコロッと変わるんシーンも真面目にとぼけた感じで、、
それってあり って思いながらも笑ってしまったよ。

ミラノ大公 横田栄司さん
横チン、何だか鋼太郎さんみたいだった。
声が良いんだよね、、、。

正名撲蔵さん ラーンス
道化というよりは、、クィール(ラブラドールレトリーバー)が気になって仕方ありませんでした。
もう、ワンちゃん興奮しちゃって、、、飛びかかったり、噛んだり、、
原作にもあるようなので、、生ワンコを出演させたようですが、、首輪が鎖で締まるようになっていて、、可愛そうだったあせ

余談ですが、、、
さいたま芸術劇場に行く道の歩道には、、蜷川さんを始めとした役者さん達の手形や歩道に埋め込まれたシェイクスピアの名言集があって、、

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そう、、あのマクベスのあのセリフ。
「人生はたかが歩く影」
と書かれてました。