
G列25番
昨年に観た「真田十勇士」と今回の「真田十勇士。
大まかな内容は同じですが、、演出でこうも変わるんだなぁって思った2作品でした。
堤氏は映像出身の方だからでしょうか

映像を駆使しているのは勿論ですが、、、宙吊り、客席降り、踊りに歌に、、昨年の流行語やダジャレや、、カテコには、パラパラと盛りだくさんで、、、
台詞も時代の言葉と、、「めっちゃ可愛い~」的な台詞が混在、、、、

と、お腹いっぱいです。
細かい演出に云々言いたくはありませんが、状況をすっごく丁寧に説明していますが、、
其処までしなくても、、
時には観てる側の想像に任せる位突き放す事も必要かと、、思うのですが、、
松坂桃季クン、、確かにカッコいいしステキだけど、、それをあそこまで全面に出さなくても、、、
と、、悪ノリしてませんか

ただ、中村官九郎さん、、お父さんの勘三郎さんに良く似てきたなぁと
勘三郎さんの舞台(歌舞伎以外)も随分と拝見しましたが、DNAって、、やっぱり侮れないなと、、
歌舞伎の睨みとかもやられてましたが、このお腹いっぱいの演出を締めていたのは、官九郎さんです。
ダジャレや必要以上な宙吊りで上手く纏まらないところもちゃんとリカバリーして何事もなかったように演じ切るところも流石でした。
他の方も書かれてるように、、昨年の「真田十勇士」の方が、、良かったな
