"ヘンリー四世"   さいたま芸術劇場 | 私と日記。観劇とお花と、保護犬との暮らし

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E列 15番

シェイクスピアの最も洗練された歴史劇と言われる本作は、飲んだくれの不良中年騎士フォルスタッフと、後に名君ヘンリー五世となる若きハル王子というシェイクスピアの生んだキャラクターの中でも人気の二人を軸に描かれます。
ハル王子の先導役であるフォルスタッフをシェイクスピア俳優として海外でも評価の高い吉田鋼太郎が、英雄ヘンリー五世へと成長していくハル王子を本作で蜷川作品初出演となる松坂桃李が演じます。

上演時間が4時間20分(休憩15分!)という長い舞台ですが、、内容が良いので飽きさせずにあっという間という感じでしょうか、、、
舞台の奥行を利用して、宮殿の回廊のようなセットでの、謁見のシーンは見応えがあって、、
シンプルなセットでも豪華さが伝わる、、見事な演出でした。
初舞台の松坂桃季さん、、、しょっぱなの上半身裸の登場から釘づけですよ~
そして、吉田鋼太郎さん、ふとっちょのフォルスタッフ役、、とっても良かったです。
いつもの吠えるような激しい台詞回しも良いけど、チカラの抜けたように思わせるあの道化もらしくて、、観客を巻き込んだ部分も楽しんでましたね~♪*
最後には悪運尽きたというか、、因果応報というか、、、
それでも、、楽しい舞台だったなぁと、、、
とっても良い舞台でした*ぉ花