E列 30
【Cast】
エンジニア 市村正親
キム 新妻聖子
クリス 山崎育三郎
ジョン 岡 幸二郎
エレン 木村花代
トゥイ 泉見洋平
ジジ 池谷裕子
タム 加藤憲史郎
新演出版 "ミス・サイゴン"」

大きく変わったのは、
ヘリコプターが画像処理となったことと、ホーチミンの立像が胸像に変わったことかな、、、

これで、帝劇と博多座だけでなく、他の劇場での公演が可能になったから、今まで観れなかった方には朗報だと思うし、この変更は何ら影響も無かったな。
キャストもローテーションも少なくなって良かったんだけそ、今日のような人気キャストだと激戦

行けてラッキーでした

オープニングのヘリコプターの音を聞いただけで蘇る記憶、、、、
エンジニア 市村正親さん
この役は今回はお一人で頑張ってらっしゃいます。確かに4人の時でも拘束される期間が多いと仰ってましたが、正親さんのエンジニアは相変わらず素晴らしい

アメリカンドリームもスケールアップしてましたね。
この後のラストの凄惨さをより引き立てる、憧れの世界、、手を伸ばしても手に入れることが出来ないものへの憐み
お怪我無いようにお祈りしています。

キム 新妻聖子さん キム役と出会ってこの世界を選んだエピソードは有名ですが、キムという役に対しての熱い想いは今日も激しく、切なく、そして悲しい。
純粋であるが故、戦争という特殊な世界での悲劇。
"刹那な恋"は一生を変えそして、ホンの一つのボタンの掛け違いで幸せと悲劇へと変わっていく。
炎のように熱く、短く燃え尽きる聖子さんが演じるキム。
「命をあげよう」 今回の演出はより、、母親の愛を、、、繋がっているか解らない好との愛を精一杯生きてると伝えてくる。だからこそ、変わってしまった現実に死を選ぶしか無いと、、その絶望感に私も共感する

クリス 山崎育三郎 育クリスは、その甘い声が好き

今回の演出では、キムとの強い愛を感じさせる熱い演出でしたねぇ、、、
本当にキムと出国したかったんだとそこは強調されてたように感じたし良かったと思う。
戦乱の中での不幸の中のヒトツだったんだよねって、、、
ジョン 岡 幸二郎
岡さんの"ブイ・ドイ"が聞けて幸せです、耳福でした
当時の北ベトナムでは、戦争による混血児だというだけで、同じ人間で全く罪のない無垢な子供達をそう呼んで差別していました。
戦争が終わり、その償いをする岡ジョン。
そして、クリスの事を信じて疑わないキムに本当の事を告げることができない、、、
それにしても岡さん、舞台で拝見するのは本当に久しぶりなんですが、相変わらずスタイル良いですね、、、
トゥイ 泉見洋平 イズミンも本当に久しぶりでした。 やっぱり、私の中でのトゥイはやっぱりイズミンだから、、、亡霊のシーンは前回よりや柔らかい印象。
それにしても、今回の女性キャストの露出度UPしてましたね、、、、
昨夜は立ち見が出るほどの盛況っぷり。
この史実に基づいた作品の力と、楽曲が、キャストそれぞれの魅力と相まって素晴らしい舞台になっていく、そしてその夜、そこにいたオーディエンスだけが味わえる至福の時間
やっぱり舞台は止められないよね、、
あ、因みにタム役の加藤クンは加藤清史郎クンの弟さんでした。