今年で5年目で5回目の開催になる4日間の「エビデンスと最新科学に基づいた痛みの鍼治療セミナー」を無事に終えることができました。
講師の伊藤和憲先生(明治国際医療大学教授 鍼灸学博士)は、痛みの鍼灸治療を専門の一つとされている鍼灸師や医師の方にはとても有名というか、痛みの鍼治療に関しては日本の第一人者のおひとりで、NHKにも時々出られているので一般の方もご存知かもしれません。
さて、痛みの治療に関する鍼灸治療をマスターしようと5年前から始めたセミナーですが、セミナーの始まりは、急性期の筋肉の痛みの治療の技法のひとつであるトリガーポイント、そして、毎年国内外で発表されている痛みの治療に関しての最新のエビデンス情報や最新科学に基づいた治療方法を4日間かけて学んでいきます。
特に、後半の2つのコースはタイトルにもなっている「エビデンスと最新科学に基づいた痛みの鍼治療セミナー」では、毎年最新の痛みに関する情報や治療方法が追加されるために、5年前と今年ではずいぶん痛みに関する情報や治療に関して違ってきています。
これは、後半の2つのコースのリピーターの方々も話しております。
当たり前のことですが、痛みというのは急性と慢性があり、そもそも治療の目的が違っている。(ここで慢性といっているのは3カ月以上続く痛みのこととしております)
急性の筋肉の痛みはトリガーポイントや局所治療がメインとなりますが、慢性の治療に関しては全く違っている。
急性の延長線上にある慢性の痛みの治療は、急性の治療にプラス神経支配を考えて治療を行う必要があります。また、何を治療対象(例えば、皮膚、筋膜、筋肉、神経など)にしているのかによって鍼の深さがとても重要になります。(同じ場所に刺していても全く効果がないということが起こるからです)
次に、慢性痛症(痛みだけでなく不定愁訴が多くある場合)は脊髄、脳が治療のターゲットとなります。
たぶん1冊の本ができてしまうと思うのでここではすべてを述べることができませんが、脊髄や脳の痛みの記憶をターゲットに自律神経の興奮、抗重力筋、下行性疼痛抑制などを考えて、それぞれ効果を発揮する場所に深さやパルスなどを考えて行う必要がありそれらの方法をセミナーで学んでいただきました。
また、認知行動療法の併用が必要であったり、鍼治療を進めるうえで必要な栄養を取っていただけるようにアドバイスをしたり、鍼灸師はそれらの知識を持ち考えて治療を行うなど、慢性痛症に関しては本当に多くのことを学んでいただきました。
私、千田がリスタとして主催させていただきながら、また、5年間学ばせていただいており、最近は実技実習中に受講生で分からなさそうにしていた時などには、伊藤先生の邪魔にならない程度にアドバイスもさせていただいております。
なので、痛みに関しての鍼灸治療は私の専門であるストレス疾患同様に普段から治療させていただいております。
さて、最後に2020年の予定ですが開催日程が決まっております。ただし、確定ではないために日程が変更する場合がございます。
最終決定は伊藤先生の大学の許可が下りたときとさせていただいております。(たぶん11月ごろ)
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