お仕事をされている方へ

自分の疲労度やご家族(夫・妻)から見た妻・夫の疲労度・ストレスの状態を確認して、軽度の疲労度や軽度のストレス状態以上の結果が出た方は何らかの積極的な解消方法を行う必要があります。

この段階で手を打つことで問題が重症化(うつ病等)しないで済みます。

厚生労働省から委託されて無料で行っている「テストのあるサイトの情報」はこのページの最後に載せております。

 

 

軽度の疲労度やストレス状態では、自律神経がバランスが取れないで交感神経(緊張や興奮している状態)に偏ってしまっていたりする場合もあります。

ネガティブな認知(物事のとらえ方)はまだそれほど固定化していない状態。

 下記の図の「認知」と「スキーマ」が固定化していないということです。

 ストレスを受けていて軽度の症状が続いている状態をそのままにしておくと「認知」と「スキー

 マ」が固定化してしまいます。

 

 

 

また、睡眠の問題が出始めている場合は特に要注意となります。

例えば、眠りが浅かったり、眠るのに時間がかかったり、朝早く起きてしまったりする方や眠っても疲れが取れない方などは、早々に対策を取らないとうつ病や心身症などのストレス疾患になる可能性が高くなっています。

 

なぜなら、良い睡眠状態が取れていれば睡眠中に副交感神経(リラックスしているときに働いている自律神経)が十分に働いて、疲労やストレスなどを睡眠中にとってくれるからです。

脳内で毎日この作業が自動的に行われているからストレスや疲労がたまらないで済んでいる。

 

 

うつ病や疲労状態からの回復には、睡眠剤などを用いてでもまずは睡眠をよい状態にすることが重要になる。

それが回復を早めることにもなります。

 

 

ただ、今回のようなテストで自分の状態を知り、軽度の疲労度やストレス状態でネガティブな認知(物事のとらえ方)はまだそれほど固定化していない状態では、早めに鍼灸治療や医療マッサージなどを受けることで解決につながります。

また、日常にヨガやピラティスなどの運動やスポーツを取り入れることで、軽度のストレスや疲労を解消できます。

これがコンディショニングということになります。

 

しかし、ネガティブな認知(物事のとらえ方)が固定化し始めていると鍼灸や医療マッサージだけでは解決しなくなってしまい、認知行動療法という心理療法やもう少し深刻な状態になると医師による薬物療法でないと解決できない状態となってしまいます。

 

 

 

さて、自分の状態や夫・妻の状態を知るためにテストを受けてみてください。

それほどの時間はかかりません。

厚生労働省が公開している、労働者の「疲労蓄積度」と「ストレスチェック」のテストです。

 「こころの耳」働く人のメンタルヘルス・ポータルサイトで公開しております。

本人バージョンと家族から見てどうなんだというバージョンがございます。

テストのサイトはこちら ⇒  「こころの耳」

 

 

 

新横浜の鍼灸治療室

リスタ・コンディショニング・ルーム

千田 恵吾