鍼灸の勉強会ではなく、リスタが月一度行っている横浜認知療法研究会の報告です。

疲労や自律神経失調症、心身症、その他の疾患で用いられているリラクゼーショントレーニングをテーマに研究会で体験と討論をいたしました。

今回は、参加者(大学教授、臨床心理士、看護師、産業カウンセラー、その他)が漸進的筋弛緩法をはじめ、認知行動療法で用いるリラクゼーションの方法について、実際に治療者が一連の流れで行ってみるということをしました。
また、リフレックス名人(自律神経検査機器)を用いて、リラクゼーション中(漸進的筋弛緩法)の自律神経の活動を確認した。

様々にサイトや書物の多くは漸進的筋弛緩法では、筋緊張(8割の力を入れる)を10秒、弛緩(力を抜く)を15秒から20秒となっているが、実際に参加者で行ってみると筋緊張では力を入れたとたんに交感神経がぐっと活動するのですが、次の弛緩ではタイムラグがあり弛緩してすぐは交換神経活動が高くなり、交感神経が元の状態まで戻るのに平均すると40秒かかることがわかりました。
これは、検査機器は心電図のR-R間隔を用いて自律神経の活動を見ているためにタイムラグが生じるのではないかという話になりました。

そこで、話は筋の弛緩は確かに15秒から20秒程度で感じられるが、自律神経の状態を考慮すると40秒程度の弛緩時間が必要ではないのかという討論になりました。

千田も鍼灸治療でも心理相談でもリラクゼーション・トレーニングが必要な方に指導する時には、相談者に渡す資料は弛緩を15秒から20秒となっているが、時間があれば弛緩時間を40秒にしてくださいと説明をさせていただいている。