美容や美顔というと、どうしても顔の皮膚・肌にどのようにアプローチするのか、代表的なのはお化粧品ということになりますが、リスタでも大人のニキビの解消を目的に来られる方が増えておりますが、顔だけのアプローチではなかなか解消しないケースが多くあります。

例えば、ポツンと一つだけ大きなニキビが出来てしまったという場合などでは、顔のニキビ周辺に鍼を施して治療を行えば解消しますが、全体的なニキビの場合だとまずは、ストレスや自律神経のバランス、冷えやほてり、女性であれば生理の問題のあるなし等、身体の中のバランスを整えなければどうしても皮膚や肌を健康な状態(綺麗な状態)にできないで終わってしまいます。

鍼医学として、自律神経の調節が可能であることや脳血流、皮膚や筋肉に対しての様々な効果が医科学的に分かってきております。

「綺麗な肌」を考えると、当たり前のこととしては、食事バランス、適度な運動による身体を綺麗に見せる筋肉とストレスの解消などが代表的になります。
偏った食事や過度のダイエットは、痩せる事はあっても綺麗な肌を作るということからは遠く離れてしまいます。なぜなら、身体のバランスとしては不健康ということになっている状態であるということでしょう。


さて、今回は特に自律神経のバランスを調整するための方法をご説明します。

鍼は使えないので鍼の代わりにお灸を使用します。市販のせんねん灸等で結構です。

使用する場所は2箇所
足三里というところと三陰交ということろです。
個数としては、個人差があるのでいくつとは言えないのですが、ちょっと熱いかなという程度で終了してください。(くれぐれも火傷には注意をしてください)

足三里の場所は、向う脛を骨に沿って親指で軽く下から擦り上げていくと骨の膨らみにあたり自然と指が止まります。この部の外側親指の幅だけ離れた所です。
この取り方はプロが最も多用する方法です。

三陰交の場所は、足の内側のくるぶしに親指を除く四本の指をそろえた状態でくるぶしのてっぺんに小指が来るようにして置き、その時に人差し指の横のあたりで、脛骨という骨の内側辺り(骨の際)になります。

個人の体型の違いによりますが、正しくはその中で指で押さえると最も痛いか心地良く感じるところです。

もう一つの方法
鍼を使わずにマッサージをご自分で行う。
膝から下を強くする必要はございませんが、5分から10分程度いつでもかまいませんのでマッサージを毎日続けてください。


綺麗になるために身体の内のバランスを整えて肌美人を目指しましょう。



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