カラダとココロはつながっているということはよく言われていることで事実その通りでございます。


【例】

胃炎で消化器科に3年通院し、その間も鍼灸やマッサージ、整体などを受けられていた方の場合。

消化器科に通院のきっかけは、4ヶ月ほどまったく休めないような状態の仕事の忙しさから胃炎を患い

、仕事の忙しさが終わった後も継続し胃炎や頭痛が治まらないでいた。

鍼灸やマッサージなども受けていたがよくならないために一度、心療内科を受診し、心療内科から当ル

ームを紹介されました。

この方のように、忙しさが過ぎてもなお、カラダに症状がある場合はココロの部分もケアする必要がご

ざいます。


【問題】

この方は、忙しい時期にカラダとココロに無理をしてしまっていたことで自律神経のバランスが乱れ、

その忙しさが過ぎても何かチョットしたことを考えるとカラダがすぐに反応をするようになってしまっ

ていたと考えます。


【治療】

カラダに対しては鍼と低周波で自律神経の乱れを整えるアプローチを行い、ココロは「考え方のクセ」

が極端になっていたため、「考え方のクセ」によってカラダの反応(胃炎や頭痛)することを理解して頂

き、10回の通院で終了いたしました。(現在は月に1回ペースでコンディションをキープするために鍼

を継続されております)


【カラダやココロの疲労やストレスは人によって出るところが様々】(ターゲット臓器)

例えば、肩こり、腰痛から始まり、円形脱毛症、眼精疲労、頭痛、不眠症、自律神経失調症、本態性高

血圧症、慢性的な疲労、カラダのかったるさ、胃炎・胃痛、下痢、便秘、生理不順、美容に関係する肌

荒れやにきび、その他・人によってあらゆるところに出ます。


【多くの方に当てはまる】

カラダの疲労・ストレス、ココロの疲労・ストレスどちらか又は両方が原因となってカラダに症状が出

ている場合なども、カラダとココロの両面を考えてケアする必要があります。


【ストレスや疲労も様々】

例の方のように爆発的に忙しいストレスや疲労、何となくちょっとしたことが積み重なっているストレ

スや疲労、対人関係や上司・部下関係等の人間関係からのストレスや疲労、「考え方のクセ」で自分に

対してかけてしまっているストレスや疲労などなど、人によって様々なストレスや疲労がありそれがカ

ラダにでてしまいます。


【ケアしないでいると】

先ほどの例の方が後半年もあのような忙しさが続いていたら、うつ病などの精神疾患を患っていたかも

しれません。また、胃潰瘍になっていたかもしれません。

ケアしないでおくと、カラダの深刻な病気になったり、うつ病や不安障害などの精神疾患を患ってしま

うこともございます。


【早めに治療を】

例の方は問題が深刻になる前にこられましたが、カラダの治療(病院・鍼灸やマッサージ、整体やカイロ

)だけでよくならない方は、ココロも考えて早めにカラダとココロの治療を開始できれば治療回数はもち

ろんのこと、特別な心理療法や薬物療法を受けることなく問題を解決できます。


【考えのクセ】

今回、出てきました「考えのクセ」につきましては、次回いくつのパターンをご説明させていただきま

す。

リスタ・コンディショニング・ルーム
千田 恵吾