最近はコロナによる緊張が少しずつ緩み、街の人出や生活に今までの日常が戻りつつあります。
ここ2~3ヶ月の治療院現場で感じたことは、「在宅」「リモートワーク」になった患者さんが予想以上に多かったことです。
すでにレストでは「在宅疲れ」に対して多くの経験を積んでいます! そこで現在までのそれによる影響、患者さまの声、鈴木の意見をまとめてみました。
①在宅ワークによる影響
「長時間PC」…通勤にかけていた時間や体力に余裕ができてしまうため、今まで以上に長時間パソコンの前でだらだらと作業できてしまう。目の負担さらに増加。同一姿勢での凝り固まり悪化。
「運動不足」…通勤の移動・ランチに外出・トイレや給湯室までの移動など、とにかく動く距離が激減。
「コミュニケーション不足」…打ち合わせ、会議はオンラインも通常の相談や雑談が減少。会話に使う表情筋を使わずコル。笑うことが減る。
「環境ストレス」…作業の机イスが合わない(床であぐらの方も)。同居家族に気を遣いイヤホン使用で耳に負担。通信環境が遅い。モニター小さく目の負担。
「メリハリがない」…上記の条件が増えると「睡眠の質・内臓の働き・代謝」が低下。自律神経が不安定となり「不安・憂うつ・イライラ」さらにストレスを感じやすい状態になる。
②改善ポイント
「動く」…業務開始前のウォーキング。ランチを買いに外へ出る。離れたところに水分補給に行く。わざわざ飲み物を買いに行く(出勤スタイルに近づける)。
「睡眠の質向上」…仕事の後は散歩・入浴・ストレッチ。スマホPCなど寝る直前は見ない、もちろん仕事を再開しない。
「環境改善」…机イスの高さ・パソコンの位置・モニターの角度の調整。マウス・PCメガネなどの備品を含め必要なものは購入する。適当な室温設定(冷え対策)。
「コミュニケーション」…家族と通話、Zoom飲み会、近所の方と立ち話、なじみの店で会話など、積極的に話す機会を増やす。(中華街おすすめ店あります!ご相談ください👍)
「ケア」…鍼灸マッサージで疲労の解消。スタッフとのコミュニケーション(不安や不調を話す「=離す」)。定期的に来院することで生活にメリハリをつける。
③鈴木の考え
「自律神経」…コロナの影響で気が張っているため、自覚は鈍いが精神疲労が特に大きい。2011年の東日本大震災の時と同じように、自律神経の失調からくる、不眠・耳鳴り・めまい等が増える。
「家族」…特に家事を担当する奥様など、同居家族の負担にも注意! 食事の負担が増える。買い物・調理・片付けに追われ自由な時間が減る。顔を合わせる時間が増える。
「オススメ」…定期的に鍼灸マッサージ受けて、心と体のコンディションを良い状態にキープ。(身体が楽になると→ 仕事の効率が上がる・生活にメリハリがつく・不安解消・ポジティブ思考・趣味や運動などを楽しむゆとりができます)
「乗り切るため」…自分自身はもちろん、ご家族や職場の方の健康にも気をつかいましょう。よければ一緒に治療を受けに来てください! 誰かが元気だと周囲の雰囲気が明るくなっていき、ピンチを乗り切れると思います。
のちに「コロナ渦病」とか言われるのでしょうか?? 今後はこういった状況からの不調が現代病になっていくのでしょうか!?
外出自粛や緊急事態宣言の発令に伴い増加した在宅ワーク。緊急事態宣言が解除されても引き続き在宅ワークが一定の割合という方が多いようです。
少しずつ日常の忙しさや自由も戻ってきましたが、すぐに元通りというわけにはいかなそうです。
今回コロナの影響で生活スタイルが大きく変化しましたが、今後くるかもしれない第2波・第3波、また近い将来は別の新型ウイルスなど考えると、今後の生活に必要な経験となってしまうかもしれません。
私たちは皆さんの健康のため、まだまだ力になれることがあると感じています。お困りのことなどがありましたら、いつでも気軽にご相談ください。
レスト 鈴木 康博