
2014年 秋号 (vol.18)
【記者】七井・安東・新井 【編集】鈴木
「ニュースについて」
今年に入って不正が暴かれて、公の場で釈明するニュースがいくつかありました。
中でも私にとって未だに色あせない程印象に残っているのが(元)議員による号泣会見です。
「やっと議員になった」「この世の中を変えたくて」・・両手を耳に添えて真剣に記者の質問を聞いているのに的確な回答はなく、しまいには子供のように雄叫びをあげてしまった・・ 人間の善悪について、とても考えさせられる出来事でした。
最初は良い事をするつもりだったのに、いつの間にか道を外れ、第三者に気づかれた頃には取り返しがつかなくなっています。
なぜ人は道を反れてしまうのでしょうか? それは欲に駆られて自分を制御できなくなったからです。
誰にでも欲はあります。欲を実現させようと人は動く訳ですが、己の欲を知った上で自己をコントロールしてルールを守るのが大人としてのモラルのはず・・。
私自身もこういうニュースを他人事のように見て苦笑してますが、自分は決してならないとは断言できません。
自分を戒める教訓として、これからもニュースを見ていきたいと思います。【安東】