先週になりますが、『横浜中華街のニューチャイナ急増!』というTVニュースを見ました。
『1990年代から始まった中国人に対するビザ緩和以降、横浜中華街でも「ニューチャイナ(新華僑)」と呼ばれる中国人たちが増えていて、従来の街のルールをたびたび軽視する彼らに対し、すでに日本に帰化するなどしていた「オールドチャイナ(老華僑)」たちとの溝が深まっている』という、とても興味深い内容でした。
私たちは、祖母の代から70年以上この街で生活をしてきていますが、確かに10年くらい前から、違和感を覚える商売のスタイルがだんだんと増えていました。
その方たちを「ニューチャイナ」と呼び、私たちの良く知る”中華街のことをちゃんとに考える、職人気質の方たち”を「オールドチャイナ」と呼び分けたこのニュースは、とても重要だと思いました。
FNNニュース「横浜中華街で新華僑と老華僑たちとの溝が深まっています」
(詳しくは、こちらのサイトの記事をご覧ください)
個人的には新しいスタイルを否定するつもりはありません。
商業地として活気があることは大事だからです。
しかし、街にとって1番な大切な「横浜中華街にいらした方」への迷惑は絶対にあってはダメだと思います。
オールドチャイナと呼ばれる方たちは、中華街発展会などの組織を作り、街の整備など横浜中華街のために様々な努力をしてきてくれました。
中華街発展会では現在も様々なイベント企画、中華街コンシェルジュ育成、サービス向上の研修実施・・・ 横浜中華街の魅力向上のため数多くの活動をしてくれています。
う~ん、ニューチャイナもオールドチャイナも関係なく地元のみんなが、横浜中華街のファンが増えるよう誇れる仕事をしていけば、もっともっと素晴らしい街になるのにな~
『I Love China Town 』 魅力ある横浜中華街にするには、まず、我らが街" 横浜中華街 "を愛することから始まります。(横浜中華街発展会協同組合)
組合員のレストはもちろん、地元のために自分たちにできることをしっかりやっていきます!