「いたたた・・」
“動かした時だけ痛い、疲れると痛む、朝起きる時に痛い” といった、急性期の激しい痛みや炎症(「痛み」①急性)が落ち着き、「亜急性期」といわれる頃の対応についてです。
「(ぎっくり腰など)動けない程の強い痛みが数日たち、ちょっと落ち着いたけど・・」 「ひどい痛みにならずにすんだが動きによっては痛い!」 「冷えが原因で鈍い痛みがある」といったレベルの痛みやシビレは、少し無理すれば仕事や生活がこなせるため、完全には治らず痛みが長引いたり、慢性化することがあります。
この時期は少し調子が良いと思っても、冷えたり疲れると悪化するのが特徴です。
(原因より少し遅れ時間差で、痛みやしびれが強まることもあります)
ご自身での養生として、しっかり休養するのはもちろん、湯船につかり温まったり、ストレッチなどが有効な時期です。(ただし『無理・やり過ぎ』は禁物です!)
この時期は、わずかにある炎症をしっかり抑え、回復の妨げとなるコリや冷えの改善を目的とした治療が有効です。
この時期ですと当院では、週に1~2回ペースの治療をお勧めしています。炎症の状態により「マッサージ」ができる範囲を説明し、より効果な「はり・きゅう」を提案することもあります。
残念なことに時々、「よそで痛い所を揉みほぐしたら、余計に悪くなった!」と来院される方もいます。
この時期は、炎症など状態の判断や適切な施術の見極めがとても難しいのです。
必ずしっかりとした説明のある、信頼できるところで治療を受けてください。
ご自身の症状と状態、体質に合った治療内容を適切なペースで受けることが早期回復には欠かせません。
もし分からないことがあれば、何でも気軽に相談してください! 鈴木