
今年は特別に寒いですね、気象庁が積雪を観測する全国330地点のうち15地点で1月の最深積雪記録を更新したそうです。
さて、今回はコリや痛みなどさまざまな不調の原因となることから、「万病の元」と言われる”冷え”について少しお話したいと思います。
冷えやすさを自覚する”冷え性”の方はもちろん、冷えとは無関係だと思っている”隠れ冷え性”(冷えに鈍感で気づかない・顔などはのぼせたりで表面ではなく芯が冷えているなど)の方を含めると、実際はかなりの方が冷えの影響を受けているのです。
冷えの感じ方に個人差はありますが、身体の冷えは免疫力を低下させたり、寒さを感じる事がストレスとなって自律神経を失調させてしまいます。
そこで私の考える冷え対策を紹介していきます。
【基本】
・睡眠や休養をしっかり取るなどして疲れを溜めない。
・体を冷やす飲食物は避け、根菜類や代謝を上げる生姜やニンニク、辛味を適度にとる。
・重ね着は、下半身もしっかり行う。(最近は、腹巻・ズボン下・5本指ソックスなどもおしゃれになりましたね)
・いつも冷たい所や痛み・コリを感じる所(腰、お腹、首のつけね・・)は、使い捨てカイロをはる。
【外出】
・外出時はマスクをする。(冷気による鼻やノドへの刺激を抑える保温・保湿効果)
・「くび」とつく所(首・手首・足首)は特に保温をしっかりする。(動脈が表面に近いため冷えのダメージを受けやすいです、マフラー・てぶくろ・靴下の重ね履きなどで対応しましょう)
・さらに帽子や耳あてなどで出来るだけ外気に触れる部分を減らす。(頭部や耳の冷えは感じにくいですが、頭痛や首肩コリのある方は試してみて下さい)
【日中】
・(特に同じ姿勢でいた後など)深呼吸+首・手首・足首をゆっくり回したり、ストレッチを時々する。
・代謝を上げるための運動をする。(ウォーキングなどが理想ですが、室内で背伸びを繰り返すなどで、ふくらはぎを刺激する程度の体操でもOKです)
・青竹踏みなどで足先の血行を改善(ゴルフボールで代用可)
・温かい物を飲み”ホッと”一息つく。
【入浴】
・冷えてしまった体は湯船につかり芯まで温める。(運動不足なら代謝を良くするためにも)
・さらに洗髪中なども足湯をする。(洗面器などに熱めのお湯をはる)
・湯冷めには十分に気をつけて、髪も早めに乾しましょう。
・マッサージ効果もねらい、保湿の乳液などをしっかりすり込む。
【就寝】
・首元にタオルや手ぬぐいを巻いて寝る。
・足の冷えが気になるようでは睡眠の質が低下します、締め付けの少ないくつ下や湯たんぽ・電気毛布を活用する。(低温ヤケドの事故が増えているそうです、使用の際は十分に気をつけて下さい)
冷えの体質や原因は個人差があり、有効な対策も少しずつ違うのでポイントが多くなりました。(読みにくかったらゴメンナサイ)
低温ヤケドをするほど文明の力に頼りすぎるのも、体調を崩すほど冷えに無頓着でもいけません。
自分に合った冷え対策をしながら、より健康的な生活に変えていきましょう!