以前共演したことある役者さんが出演するという芝居を、この週末2本ほど観に行った。両作品ともなかなか見応えがあり、共感できるおもしろい話だった。

ただ、そうは言っても、話の中でたびたびわからないところがあったのも事実。もっとわかりやすい話にして、掘り下げるところ掘り下げるみたいな感じにすればいいのにと思ってしまった。

たとえば、登場人物が多くて、それぞれキャラがあり、複雑な事情を抱えてて、セリフのスピードも早くて、突拍子もなく何かをカミングアウトされても、「えっ?どういうこと?」となってしまうだけだろう。

わからない部分があると、そこがストレスになって、次の展開がすんなり自分の中に入ってこない。お笑いでも何でもそうだけど、大事な部分以外でお客さんが気になってしまう部分を作ってしまうのは非常にもったいないことだ。客の立場に立ってみて改めてそう思った。

やっぱり、誰でもわかることって大事なんだな。こだわりを出しつつ誰でもわかるシンプルな構成にするのって難しいし、勇気がいることだけど、それをやらないかぎり多くの人に受け入れられることはないと思った。…自分を戒める意味も込めて。