はじめて献血をしたのは大学時代。ボランティアサークルの後輩に頼まれて、大学構内の献血車でのことだった。そのときから数えて、実に19回目。今では注射の痛みもなんのその。針が突き刺さる瞬間、「(注射針を見ながら)ふ~ん。」と思ってしまうほど自然体の僕がいた。

なんでこんなに献血マニアになったのかというと、大きくわけて2つの理由がある。

ひとつは、血を抜き取られることによって、新しい血を作り出そうと、体が新陳代謝を促してくれるんじゃないかという期待。そして、もうひとつは、こんな自分でも身を捧げることによって社会貢献できるんじゃないか、という思いがあったから。

後者はいかにも偽善者っぽいが、決して嘘ではない。

保守的な考えでずっと生きてきたけれど、実のところ、人生で本当に守るべきものなんてないと思っている。だからこそ〝安定〟なんてものとは対極の位置にあるお笑いをやっているし、献血するのもそのためだ。

余ってるものは使ってくれ!エネルギー有り余ってんだから、好きなように発散させてくれよ!本当のエコロジーってこういうことやろが!!

そんな思いで、僕は日々おもしろおかしく過ごしている。