バイト先では、いろんな食料品に囲まれているのだが、その中で自分が口にしたことあるものはごく限られている。大部分はパッケージを見慣れたにもかかわらず、食べたことないものばかりだ。

先日、陳列しようとして、ふと袋が破れている〝おかき〟を発見した。しょーがないから売り場から撤去し、休憩時に食べてみたのだが、それが予想外においしく、思わず感動してしまった。「お、おかきって、こんなにおいしいのだったんだ…」って。

で、あまりにおいしかったから、今度は自分で買って食べてみた。ところが、前日に感じたほどおいしくない。いや、おいしくないことないんだけど、はじめてのときのほどインパクトがない。

考えてみれば当たり前のことなんだけど、「感動」っていうのは、そこに「初めて」っていう要素がおおいに関係してるんだなって思ったしだいである。

どんなおもしろいネタも、はじめて観たときのインパクトがマックスで、そこからだんだん落ちていくのが普通である。何度観てもおもしろいのは、緻密に計算された笑いより、むしろアクシデント的に発生したリアクションの方であったりする。

そういうものを意図して作り出せたら最高なんだろうけどね。

ただ、よく考えたら〝おかき〟食べたのはじめてでもないな。