久しぶりに実家のある超ド級の田舎に帰ってきて思ったのだが…


〝自転車に乗っとる人〟減ったねぇ~。もうほとんど見かけへんもんね。


昔はこんなんちゃうかったで。それこそ俺が子供の頃は、猫も杓子も自転車に乗ってアホみたいな顔してどっか行っきょったわ。それで必ず一日一回は道端で外れたチェーンを直す中学生を見かけたもんですわ。


そう、中学生や。いったい今の中学生はどこで何をしとるんだ?確かに大人は車があるから自転車なんぞに乗らんのはわかる。けど田舎の中学生いうたら自転車こそが移動手段のすべてとちゃうんかい?


俺なんか自分のおもしろかった思い出ほとんどチャリがらみやぞ。そりゃしんどいし不便やし怪我するししょーもないこともいっぱいしたけど、チャリのおかげで笑い死ぬくらいおもろいことも経験できたよ。


そしてだからこそ今、この眠らない街東京で流行の最先端を行くデジタルライフが満喫できるわけですよ。


ちょっと話が飛んだように思った方もおられるだろう。


要するに、便利さとか裕福さとか優越感ってのは、その対極にある不便や貧乏や劣等感を知っているからこそ本当に意味をもたらすってこと。そしてそういう両極端を味わった人間は、栄光を手にしたとしても決して驕り高ぶったりしない。


無の状態から何かを生み出せるのも、笑いを生み出せるのも、そういう人間なんですよ。


ま、俺のことやけどね。