一目惚れだった・・・
人並みに人を好きになったり、付き合ったりしてきたが、今までにない不思議な感覚だった。
それは突然現れた。
ボクは高校を卒業し、実家を離れ、県外の短大へと進学した。
ボクは身長も高くないし、強いて言うなら小さいし、顔も普通!?だから、小・中・高とモテキはなかったまま生きてきた。
そんなボクでも、告白して、付き合ったり、別れたりを繰り返してきた。好きですと伝えてOKを貰った回数と断られた数は横に置いといて・・・
そんな単調な日々を過ごしてきたある日、短大入学して間もなくの事、学校の恒例行事で全員で船に乗っての旅が
あるらしく、数少ない肉食系男子は旅をエンジョイするためのパートナー探しに走りまわっていた。
ボクもその一人だった・・・
そんなボクには既に同じ屋根の下の友達が出来ていた。
下宿先の同級生だ。
また頼もしい先輩がいて、いろんなアドバイスやバイトの世話もしてくれた。
その同級生の中の1人があるグループに声をかけていた。
お見事!交渉成立。
その中に彼女はいた。
何故だかその時の事が、未だに思い出せない。
彼女と話をしたい、出来るだけ一緒にいたい。
その一心でしゃべり続けていた。
その後、十五年間もボクの心を締め付ける存在になる人とは、まだ知る由もなかった。
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