merryXmas!
私ごとですが
今日は法律上の結婚記念日。

妻と19歳で知り合って早34年。
若い頃と違って
結婚記念日に特別のサプライズや
イベントをするような
激しく熱い特別な日という思いは
お互いにないけれど
穏やかな日常に感謝しつつ、
まったりとした
ちょっとだけ気になる日くらいの
感じなんですが
何もしないというのはどうかと思って
一言だけ
「これからもたまに喧嘩することは
あると思うけどよろしく」と
これだけだと照れ臭いので
ウケを狙って
「どっちかが死ぬまでな!」と
付け加えた。
なぜか、うちの夫婦には
結婚記念日が2つあります。
1つが、世間一般の結婚記念日。
婚姻届を出した法律上のというか
書面上の結婚記念日。
もう1つが、結婚指輪を買った日。
二人とも、形式にあまりこだわりがなく
籍を入れたのも
数年前、亡くなった義母の癌が見つかり
安心してもらうためだったので
妻も私も、どちらに重きを
置いているかというと指輪を買った日。
そこで
結婚指輪を買った日のエピソードを
それまで、二人とも指輪に対して
特別な思い入れはなかった。
特に、私はアクセサリーの類が
苦手だったのと、
誰かが勝手に宝石とかにつけた価値
(ダイヤモンドなんか炭素、鉛筆と
同じと思ってた)に
高額の値段をつけていることに
疑問を持っていたというか
あまのじゃくだったので。
(あくまで当時の私の価値観です)
妻が欲しいと思ってなければ
特に必要ないかぐらいにしか
考えていなかった。
たまたま、旅行で
ラスベガスとサンフランシスコに
行った時
シーザーズパレスのホテル内を
歩いていて
ふと、ティファニーに立ち寄って
ショーケースをのぞいて
指輪に目が止まった。
「このデザイン、シンプルでいいね」
と二人で話して
ただ、
一部ゴールドが目立ちすぎる気がして
自分がつけるのは
いやだなぁって思ったのがきっかけ。
気に入ったものがあったら
買おうかという話になった。
ラスベガスからサンフランシスコに
移動し、ユニオンスクエアにある
ティファニーへ。
しばらく、見ていて
ちょっと、いいかなと思う指輪が
あったので
ショーケースから出して
見せてもらおうと
近くにいた日系人のマネージャー
らしき男性スタッフに声をかけるが
めんどくさそうで、
なんだか、態度が悪い。
少し嫌な気分だったが、
日本的なサービス精神がないだけだと
思い、我慢して
似たデザインでもう少しシンプルな
ものはないか聞いたところ
やっぱり態度が
「はぁ?」& ため息
こいつワザとかも
私も若かったので、ムッとして
拙い英語で
確か「OK!forget it.」
もういいよという感じで店を出ました。
二人で感じ悪いなぁって言いながら。
でも、妻もちょっと気になっている
様子だったので
気を取り直して
翌日、改めて見に行くと
まさにアメリカのビッグママって
感じのスタッフが対応してくれた。
笑顔で、
「何かお探しですか?」
「結婚指輪」
「結婚指輪、Wow!おめでとう!」
とその場にいた人が全員がこちらを見る
派手なジェスチャで
「パチパチ」と拍手まで
「今結婚したばかりじゃないけど」って
とても言える雰囲気じゃなくなった。
まぁ、面白いからいいやと
そのノリに妻も私も乗っかった。
昨日見ていた指輪と同じデザインで
ゴールドが入っていないのってある
「もちろん、ちょっと、待ってて」
なんか、盛り上がって
やり取りしていると昨日のマネージャー
らしき男性スタッフが近寄ってきた。
昨日とは別人のように笑顔を浮かべて
こちらはまだちょっとムカついてたので
目を合わさないようにしていると
昨日と打って変わって、
「ご結婚指輪ですか?」って
「はーいー?」て思ったけど
そこは、典型的な日本人
無視をすることはできず
短くYesと答える。
その後も、なんか話しかけてくるので
適当に返事していた。
そこへ、ビッグママが戻ってきて
「これどう?いいでしょ!」
イメージ通りのシンプルな指輪。
妻と目を合わすとうなづく
即、これください。となった。
サイズを測って、その場で
つけて帰ると言って支払い。
件の男性スタッフはニコニコと
笑顔を振りまきながら
去って行った。
ビッグママに昨日の話をすると
sorry、観光客が多いからって言ってた。
男性スタッフは買わないくせに
めんどくさいと思っていたのだろう。
その後、ビッグママの
再びのCongratulations!の声に
見送られながら店を後にした。
あそこまであからさまな感じは
日本では見かけないけど
やっぱり、
思考と感情が行動に出るのは
世界共通だということを
認識した経験だった
で、
その不愉快と愉快の両方を味わった日
その日が二人の結婚記念日になった。