今日は昨夏に亡くなった愛犬の櫂が
我が家の家族の一員に加わった日から
ちょうど15年

 


迎えに行く前日は、
ワクワク、そわそわ、

その上、
新しい家族の名前を何にするか
考えていたためほとんど徹夜

漢字一文字にすることは
すぐに決まったが

その後、意味や響きなど
あーでもないこーでもないと
家族会議は紛糾?し

最後に二つの候補が残った。


なかなか決めきれないまま
眠気で頭がボーッとしていた私たちは

お迎えまで少し時間があったのと
眠気に勝てなかったので

『起きてすぐに浮かんだ名前にしよう』
と少し仮眠をとることに



そして、
目が覚めてすぐ


『せーの!』の掛け声とともに


娘、妻、私が口を揃えて

『櫂(カイ)』と全員一致!

新しい家族の名前が決まった瞬間。


口に出してみると
前から呼び慣れていたかのように
少しの違和感もなく
ぴったりの名前のように思えた。



そんな日から、今日で15年
今年は一緒に
お祝いすることはできないけど
やっぱり大切な記念日。
 

悲しみから寂しさへ


櫂がいなくなって
間もなく半年になろうとしている


3ヶ月くらいは、
悲しさが突然押し寄せてきて
涙が溢れる日々


それが近頃は、
いつも、そしてあんなに
そばにいたという実感が薄れてきて

本当にいたのかなぁって
感じることが増えている。

多分、
櫂の毛並みや手触り
顔をしつこく舐め回される舌の感触

体で感じていた感覚が
薄れたせいだと思う。

そして、何より
徐々に櫂がいない日常に慣れていく

その慣れていく感じが寂しい。


悲しみが寂しさに変わる・・・

 


悲しみは

大切なものをなくした時
自分ではどうすることもできない時

無力感や挫折感を感じて切なくなる。



最初はしてあげたいあったいこと、

してあげれなかったことばかりに
意識が向かい

後悔して、自分を責めてばかりいた

できなかったことに目が向いて
取り戻せない時間、
過去を悔やんでしまう。



そんな日々を繰り返しているうちに

少しづつ

してあげれたこと
一緒に過ごした時間、
楽しかった時間
楽しかった思い出へと
意識が向くようになった。

家族の会話もそんな話が少しづつ増える



少しづつ意識が変わることで

一緒に入られたことを嬉しく思う気持ち

そして、
一緒に過ごせたことへの感謝へと
変わっていくにつれ


悲しみから寂しさに変わっていく。



寂しさは

あるはずのものや、あって欲しいものが
ない状態で心細かったり、満たされない
気持ち。

そして、そのない状態、
満たされない状態から
立ち直れるように促す役割を果たす。


満たされない部分を
何か別のもので埋めたいという
気持ちにすらなれない

というより
他のものでは埋められないことを
知る。



私にとって、
私たち家族にとって

櫂以外に櫂の存在に変わるものはない

だからこそ、
櫂と過ごした時間が掛け替えのないもの
何ものにも変えがたいものだと気づく。

そう気づくことで、
寂しいという感情は
満たされない状態から
立ち直るよう促している。



同じような感情に思える
悲しみと寂しさだけど

じっくり向き合ってみると
その違いに気づくことができる。

そして、
悲しみを抜け出し
寂しさに変わることは

過去にあった出来事を
大切にすることと
今を大切にすること、
未来を大切にすることに
つながっていく。

 

 

自分の気持ちが
どんな状態かを正確に感じて
受け止めることができると

その正体、役割を知ることができます。

 

==================

自分の“幸せのモノサシ”を見つけて

あなた自身に合った
あなただけが手に入れることができる
あなたサイズの幸せな人生を
手に入れませんか。

周りの人の仕草や行動のサイン、

その意味に興味がある方も

セミナー情報や自分らしく幸せになるヒントを
お届けします。
↓メルマガの登録はこちら↓

■無料メルマガ■
時任秀和があなたを自分らしい幸せにナビゲートするメールをお届けします。

頑張っているのに幸せじゃない原因も解決方法も
これでスッキリ!
自分らしい、自分サイズの幸せをつかむ
“幸せのモノサシ”の使い方

『すぐそばにある幸せの見つけ方』