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ダブステップなBGMとダンサー達のスキル全開のダンスパフォーマンスを経て、オープニングで乗っかってた看板がいつの間にかステージ中央に再臨していた。

近未来的な衣装に身を包んだ5人が次々に乗っかってゆく。第三部は再び宙吊りになってからの幕開けだ。




第三部 セットリスト

M11. Sexy? No No No!
M12. Untouchable**
M13. On the Metro**
M14. Call the Shots**
(**...Performance on Sub Stage)


このセクションはサブステージでのパフォーマンスが核を成している。近年の曲で固めたセットリストをオーディエンスの側で…というのが狙いだったと思われる。

初日は上手花道7列目だった為、宙吊りのガールズが遠ざかってゆく後ろ姿を眺めてた。

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打って変って静かなキーボードの音色で始まったのはUntouchable。100mもない距離が40 stroeysに感じられてしまう…さっきまであんなに近かったのに…とても切ない気持ちになったと同時に曲の良さに惚れ惚れ。とても詩的なひとときを味わった。

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絶品のロングトーンをアリーナに木霊させたのはメンバー随一の長身・Sarah Harding。サビ前のロングトーンは10年間のキャリアの結晶そのもの。PAバランスも素晴らしく、第三部は実に音楽的に纏まっていたことを付記しておきたい。

女優として映画出演経験も持つ彼女だが、ことライブにおいてはたとえ言葉を発さずとも観衆のボルテージに火をつける天賦の才を持っている。

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本人・スタッフともその役割に自覚的なフシがあり、第一部の衣装はよく見ると攻撃的なパーツが散りばめられている。笑

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と思いきや第三部の衣装に包まれれたら切なげな視線を投げかける。服に着られるのが上手なタイプなのかもしれない。

気がつけば照明が点いていた。Nicola嬢が気がつけば言葉を紡いでいる。

『 ロンドンの皆、こんばんは!
後ろの方までよーく見えてるのよ?笑
楽しんでもらえてる??

次の曲はベストアルバムTenよりお気に入りを。』

との導入のあと、彼女の作品であるOn The Metroは始まった。

連れの影響でソロアルバムCinderella's Eyesをチェックしていてはいたが敢えてTenは聴いて居なかったため、この日が初聞きにして初体験であった。音源はもうモロにソロアルバム以降のNicolaといった色なんだが、ライブで聴くとどうにもPerfumeに、中田ヤスタカ氏的に聞こえたのを鮮明に記憶している。

敬愛するギタリストの言葉を借りれば音楽の輪廻といったところか。そんな現象だ。UK的なシンセサイザーの音色が好きな方には是非、お勧めしたい。

フェードアウトの少しあと、今度はNadineが観衆に告げる。

「 次の曲はお待ちかね、Call the Shotsよ♫」

グループ最大のヒットにして2000年代のガールグループ史上最高に売れた一曲を惜しげもなくサブステージで披露。これ以上の感謝の表現を自分は知らない。観客全員が楽しんでおり、まさにピースフル。そんな自分も周囲のダディマダムと写真撮ったりお酒を頂いたり踊りもしたり…^ ^



各日の記憶がしっかり残っているのはこの第三部だ。

(つづく)







メークアップ風景を模した演出が流れたと思いきや。

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中央の花道手前から飛び出してきたのはお目当てのNicola嬢‼︎

暫しの間花道は女神達のランウェイと化した。5者5様の美意識に会場はすっかり魅了され、第二部のオープニングに繋がる。

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ベストアルバムTenに基づくこのツアー、歌詞カードにはそれぞれお気に入りの歌詞が一節綴られている。

写真左のKimbely Walshのお気に入りがこの曲、The Showである。第一部ではTLC直系の低音パートを聴かせ、ソロでは原点であるミュージカル曲のカヴァーアルバムを発表したばかり。絵筆のような柔らかいタッチの歌声はコーラスワークに絶品のコクを齎した。

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ド派手なファッションショーから一転、そんな彼女から

『 熱烈な歓迎ね(笑) 歓声大き過ぎ…
10年も経ったなんて、ね?』


という導入からWhole Lotta Historyへ。ただでさえデカい歓声がそのまま歌になったかと紛う大合唱。絆ですね。

Can't Speak FrenchではCheryl Coleが思い入れ一塩といった悩ましい表情。

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敬愛する音楽家のひとりに作品に自己を投影する欲求を自己保存という言葉を以って表現したボーカリストがいる。ひょっとしたらCherylにとってこの曲はそんな存在なのかと、思いを巡らせてしまう。




締めくくりのBiologyでは
" I got one for Alabama return"という一節を呟くのはNadine Coyleだ。

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アイルランド出身の彼女。偶然にもこの歌が世に出て以降にロンドンからロスに生活の拠点を移している。
詩の世界に触発された…と言っては邪推が過ぎるが頭を過ってしまう。

同じグループ内であっても、音楽を放つ側であっても曲との距離感は人それぞれなんだよね。

第二部 セットリスト
M6. The Show
M7. Love Machine
M8. Whole Lotta Histry
M9. Can't Speak French
M10. Biology


(つづく)







輝かしいキャリアをフラッシュバックする映像がステージ中央を取り囲む幕に映されてゆく。

幕が落ちたその先には…!

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ん…??いきなり火花が??そしてデビューシングルに…なだれこm,,,なんか上にいr,,,,,,,


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なんと‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎

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いきなり頭上に女神達は現れ、観衆の視線は一瞬にして奪い去られた。

圧倒的なオープニング!!!!!


第一部 セットリスト

M1. Sound Of The Underground
M2. No Good Advice
M3. Life Got Cold
M4. Wake Me Up
M5. Jump


弾き手ならビビっとくるフレーズが散りばめられた第一部。これらの曲達には、プロデューサーチーム・Xenomaniaの思惑がてんこ盛り(笑)ファーストツアーではDuran Duran歌わせる位だし。

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M4ではOzzyの1st風味でガールズのFlick(日本で言ったらヘドバンギャー)がフィーチャーされているのだがこれにマジでぶったまげた。タイム感が完璧すぎて…一人挙げるならリードボーカルNadine Coyleのインパクトは特筆モノ!

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M5ではグループ一番の売れっ子Cheryl Coleの視線が我々を釘付けに。その視線は明らかに疑念を含んでおり、

『 あの黒髪、どっから…??』

と語ってるかに見えました。

( 註:当日は金曜の夜だったので、観衆の多くは仕事上がり。観衆が疲れ気味に見えたのかもしれません)


この一件があって、Cherylの名を覚えると同時に今旅行のキーパーソンに。各日コミュニケーションが取れた気になってるという…まあファン心理ですな。笑

そんなこんなで第一部が終了。

(つづく)