農村振興庁は31日、珍しい形質を持つ「白色韓牛」の復元を推進していると明らかにした。 農業振興庁によると、7月初めに国立畜産科学院家畜遺伝資源試験場で白毛の小牛2頭が生まれたという。 全国の白色韓牛6頭(雌牛4頭、雄牛2頭)を交配させた結果だ。
農業振興庁のキム・ソンウ研究員は「毛の色が白いシャロレーのような外来品種に見られる遺伝子ではなく、韓国固有の品種である黄色い韓牛の変種であることが明らかになった」とし「珍しい形質を保有し、各種疾病モデルの研究に重要な資源として利用できる」と説明した。
朝鮮時代の文献『朝鮮牛馬医方』によると、韓国には過去、白・黒・褐・赤褐・黄などの毛色の韓牛が存在したという。 しかし日本植民支配期を経て毛色はほぼ黄色だけになった。
農業振興庁は韓牛の遺伝子多様性を確保するという次元で受精卵移植技術などを取り入れて白色韓牛を復元し、個体を増やす事業を繰り広げる計画という。
出典:中央日報
市内の美化活動を展開する「もんべつ美しいまちづくり推進委員会」(伊藤智会長)は自然環境保全活動としてコムケ湖帰化植物除去作業を企画し、広く市民ボランティアの参加を呼びかけている。8月7日午前9時から実施する。
紋別市沼の上にあるコムケ湖は多くの渡り鳥の重要な飛来地として知られていて、これまで270種の野鳥が観察されている。近年は野鳥など自然を観察するためにコムケ湖を訪れる人も多く、観光資源としての価値も高まっている。豊かな自然環境の保全が重要な課題だが、これに悪影響を及ぼすのが外来種の存在。在来種への圧迫や食物連鎖のバランスなど生態系や生物多様性に影響を与えるという。特に固有種・固有亜種に外来遺伝子が流入した場合、長い進化の歴史を経て形成されてきた種や亜種が消滅する恐れがあるという。
コムケ湖で特に目立つ外来種の植物はアレチマツヨイグサとアメリカオニアザミ。アレチマツヨイグサは北アメリカ原産のアカバナ科で別名ツキミソウ。6~7月にかけて黄色の花が咲く。アメリカオニアザミはヨーロッパ原産のキク科の2年草で、荒れ地などに生育することから名付けられた。全体に鋭いとげがあり、花は枝先に紅紫色の頭花をつける。
今回、これを根ごと抜き取り、袋に入れるる作業。コムケ湖共和の橋から三室番屋にいたるコムケ湖海岸通り沿いの一帯で2種を取り除く。
時間は午前9時から同11時まで。紋別市役所から現地まではバスが用意されていて、午前8時半に市役所を出発する。少雨決行。参加希望者は事務局(紋別市環境生活課参事、電話24-2111内線375)へ申し込むとよい。
出典:北海民友新聞
紋別市沼の上にあるコムケ湖は多くの渡り鳥の重要な飛来地として知られていて、これまで270種の野鳥が観察されている。近年は野鳥など自然を観察するためにコムケ湖を訪れる人も多く、観光資源としての価値も高まっている。豊かな自然環境の保全が重要な課題だが、これに悪影響を及ぼすのが外来種の存在。在来種への圧迫や食物連鎖のバランスなど生態系や生物多様性に影響を与えるという。特に固有種・固有亜種に外来遺伝子が流入した場合、長い進化の歴史を経て形成されてきた種や亜種が消滅する恐れがあるという。
コムケ湖で特に目立つ外来種の植物はアレチマツヨイグサとアメリカオニアザミ。アレチマツヨイグサは北アメリカ原産のアカバナ科で別名ツキミソウ。6~7月にかけて黄色の花が咲く。アメリカオニアザミはヨーロッパ原産のキク科の2年草で、荒れ地などに生育することから名付けられた。全体に鋭いとげがあり、花は枝先に紅紫色の頭花をつける。
今回、これを根ごと抜き取り、袋に入れるる作業。コムケ湖共和の橋から三室番屋にいたるコムケ湖海岸通り沿いの一帯で2種を取り除く。
時間は午前9時から同11時まで。紋別市役所から現地まではバスが用意されていて、午前8時半に市役所を出発する。少雨決行。参加希望者は事務局(紋別市環境生活課参事、電話24-2111内線375)へ申し込むとよい。
出典:北海民友新聞
「夏を迎えるごとに北極海は氷が減っている。大気と海洋の温暖化によって氷圏がどんどん縮小し、盛夏の氷面積は70年代末と比べて2~3割も少ない」。ノルウェー極地研究所のアリルド・スンドフィヨード氏は、温暖化のインパクトに危機感を募らせる。2100年ごろにはノルウェーの北にあるバレンツ海の氷がなくなるとの予測もある。
この春、同国最北部の漁港ハンメルフェスト沿岸にあるメルケア島を訪れた。北緯70度の「世界最北」といわれる液化天然ガス(LNG)基地が本格生産を始めたからだ。温暖化で北極海に日本や中国向けの航路が開く期待もあり、資源開発に拍車がかかる。天然ガスは温室効果ガスの排出量が比較的少なく、東日本大震災による原発停止を補う有力なエネルギー源のひとつだ。
北極圏にあるメルケア島は「バイキング時代以来、ほとんど無人」といわれたが、2007年に最新鋭のLNG工場が稼働して激変。炎を上げる煙突や巨大ガスタンク、冷却施設などが集中する。厳しい自然条件での建設期間を短縮するため、巨大な主要施設はスペインなどで組み立て、わざわざ大型船で運んできた。
ガス田「スノービット」は、さらに北西約140キロのバレンツ海沖合にある。「真冬の約2カ月は暗い極夜。気温はマイナス20度を下回り、波高は15メートルを超すことも。潜水して船に上がると、瞬時に体に氷が張って呼吸も難しくなる」(地元船舶会社の幹部ジョニー・ニコライセン氏)という厳しい環境。現地はすべて無人だ。海上には操業プラットフォームなど何もなく、水深約350メートルの海底ガス井に採掘装置を据えつけ、約143キロのパイプラインでガスを送る。メルコア島にある24時間体制の遠隔制御センターが司令塔だ。
操業はノルウェーのエネルギー最大手スタトオイル。担当のオイビン・ニルセン氏は「急増する世界のエネルギー需要に追いつくため、ガスや油の採掘海域がどんどん北上してきた。消費地までパイプラインで直接届けるには遠すぎる。タンカーで運べるようにガスを液化する欧州最大で世界最北の大型基地をバレンツ海で初めて立ち上げた」と話す。米政府機関は、世界で発見されていないガスのうち約3割が北極圏に眠っていると推測する。
資源ガス開発を進めるノルウェー政府には「北極海航路が確立すればアジアの巨大市場が近くなり、日本などとの経済関係もさらに強まる」(外務省)との期待がある。北極海の航海が容易になれば、横浜とオランダ・ロッテルダム間はスエズ運河経由よりも約4割短くなるという。
すでに実験的な商業航海も活発化している。ノルウェー船級協会(DNV)によると昨年以降、鉄鉱石や軽油などをノルウェー北部やロシアから中国に運航する成功例が相次いだ。「ロシアの原子力砕氷船を伴う7~8月の航海が多いが、温暖化が進めば航海時期は5~10月に伸びる可能性がある」と業務担当のカルート・ニルソン氏。
北極圏の地政学も変化しつつある。ノルウェーとロシアは約40年にわたる紛争案件だった海の境界問題を昨年決着させた。航海や漁業など経済活動の本格化も視野に入る。
懸念されるのが環境汚染だ。ノルウェーの環境団体ベローナ基金のフレデリック・ホージ会長は「北極海は世界屈指のきれいな海。パイプライン事故などで大量のガスや油が漏れる危険性があり、操業や開発は極めて慎重にすべきだ」と話す。
温暖化の影響とみられる現象は、幅広い分野で顕著になりつつある。極地研の研究者は、北極海の氷などが地球規模の気象や環境に与える大きな影響力を指摘。その急速な減少が温暖化に一層の拍車をかける懸念を強調する。同国政府は昨年、北極圏の研究をさらに徹底させるため、20近くのさまざまな国内機関に在籍していた約500人の研究者を動員する体制を整えた。
温暖化は、その実態や速度、影響の規模など、はっきりしないことばかりだ。それでも最前線の人たちは、変貌する地球を肌で感じ取っている。自然の警告を現代人たちは素直に受けとめることができるのだろうか。北極海の劇的な変化が明らかになりつつある現在、人間社会が抱えるリスクと責任は計り知れないほど膨らんでいる。
出典:朝日新聞
この春、同国最北部の漁港ハンメルフェスト沿岸にあるメルケア島を訪れた。北緯70度の「世界最北」といわれる液化天然ガス(LNG)基地が本格生産を始めたからだ。温暖化で北極海に日本や中国向けの航路が開く期待もあり、資源開発に拍車がかかる。天然ガスは温室効果ガスの排出量が比較的少なく、東日本大震災による原発停止を補う有力なエネルギー源のひとつだ。
北極圏にあるメルケア島は「バイキング時代以来、ほとんど無人」といわれたが、2007年に最新鋭のLNG工場が稼働して激変。炎を上げる煙突や巨大ガスタンク、冷却施設などが集中する。厳しい自然条件での建設期間を短縮するため、巨大な主要施設はスペインなどで組み立て、わざわざ大型船で運んできた。
ガス田「スノービット」は、さらに北西約140キロのバレンツ海沖合にある。「真冬の約2カ月は暗い極夜。気温はマイナス20度を下回り、波高は15メートルを超すことも。潜水して船に上がると、瞬時に体に氷が張って呼吸も難しくなる」(地元船舶会社の幹部ジョニー・ニコライセン氏)という厳しい環境。現地はすべて無人だ。海上には操業プラットフォームなど何もなく、水深約350メートルの海底ガス井に採掘装置を据えつけ、約143キロのパイプラインでガスを送る。メルコア島にある24時間体制の遠隔制御センターが司令塔だ。
操業はノルウェーのエネルギー最大手スタトオイル。担当のオイビン・ニルセン氏は「急増する世界のエネルギー需要に追いつくため、ガスや油の採掘海域がどんどん北上してきた。消費地までパイプラインで直接届けるには遠すぎる。タンカーで運べるようにガスを液化する欧州最大で世界最北の大型基地をバレンツ海で初めて立ち上げた」と話す。米政府機関は、世界で発見されていないガスのうち約3割が北極圏に眠っていると推測する。
資源ガス開発を進めるノルウェー政府には「北極海航路が確立すればアジアの巨大市場が近くなり、日本などとの経済関係もさらに強まる」(外務省)との期待がある。北極海の航海が容易になれば、横浜とオランダ・ロッテルダム間はスエズ運河経由よりも約4割短くなるという。
すでに実験的な商業航海も活発化している。ノルウェー船級協会(DNV)によると昨年以降、鉄鉱石や軽油などをノルウェー北部やロシアから中国に運航する成功例が相次いだ。「ロシアの原子力砕氷船を伴う7~8月の航海が多いが、温暖化が進めば航海時期は5~10月に伸びる可能性がある」と業務担当のカルート・ニルソン氏。
北極圏の地政学も変化しつつある。ノルウェーとロシアは約40年にわたる紛争案件だった海の境界問題を昨年決着させた。航海や漁業など経済活動の本格化も視野に入る。
懸念されるのが環境汚染だ。ノルウェーの環境団体ベローナ基金のフレデリック・ホージ会長は「北極海は世界屈指のきれいな海。パイプライン事故などで大量のガスや油が漏れる危険性があり、操業や開発は極めて慎重にすべきだ」と話す。
温暖化の影響とみられる現象は、幅広い分野で顕著になりつつある。極地研の研究者は、北極海の氷などが地球規模の気象や環境に与える大きな影響力を指摘。その急速な減少が温暖化に一層の拍車をかける懸念を強調する。同国政府は昨年、北極圏の研究をさらに徹底させるため、20近くのさまざまな国内機関に在籍していた約500人の研究者を動員する体制を整えた。
温暖化は、その実態や速度、影響の規模など、はっきりしないことばかりだ。それでも最前線の人たちは、変貌する地球を肌で感じ取っている。自然の警告を現代人たちは素直に受けとめることができるのだろうか。北極海の劇的な変化が明らかになりつつある現在、人間社会が抱えるリスクと責任は計り知れないほど膨らんでいる。
出典:朝日新聞