市内の美化活動を展開する「もんべつ美しいまちづくり推進委員会」(伊藤智会長)は自然環境保全活動としてコムケ湖帰化植物除去作業を企画し、広く市民ボランティアの参加を呼びかけている。8月7日午前9時から実施する。
紋別市沼の上にあるコムケ湖は多くの渡り鳥の重要な飛来地として知られていて、これまで270種の野鳥が観察されている。近年は野鳥など自然を観察するためにコムケ湖を訪れる人も多く、観光資源としての価値も高まっている。豊かな自然環境の保全が重要な課題だが、これに悪影響を及ぼすのが外来種の存在。在来種への圧迫や食物連鎖のバランスなど生態系や生物多様性に影響を与えるという。特に固有種・固有亜種に外来遺伝子が流入した場合、長い進化の歴史を経て形成されてきた種や亜種が消滅する恐れがあるという。
コムケ湖で特に目立つ外来種の植物はアレチマツヨイグサとアメリカオニアザミ。アレチマツヨイグサは北アメリカ原産のアカバナ科で別名ツキミソウ。6~7月にかけて黄色の花が咲く。アメリカオニアザミはヨーロッパ原産のキク科の2年草で、荒れ地などに生育することから名付けられた。全体に鋭いとげがあり、花は枝先に紅紫色の頭花をつける。
今回、これを根ごと抜き取り、袋に入れるる作業。コムケ湖共和の橋から三室番屋にいたるコムケ湖海岸通り沿いの一帯で2種を取り除く。
時間は午前9時から同11時まで。紋別市役所から現地まではバスが用意されていて、午前8時半に市役所を出発する。少雨決行。参加希望者は事務局(紋別市環境生活課参事、電話24-2111内線375)へ申し込むとよい。
出典:北海民友新聞