毎年々々この時期には、
「えっ?いつの間に?
花粉飛ばなくなってたの!?
ちょっと〜、早く教えてよ!」
と慌ててマスクを外している私。
今年は珍しく、スギ花粉の飛散量が
少しずつ減りつつあるのを感じています。
……ただ、今シーズンは、
だからといってマスクを外せないのですが。
その日のお洋服に合わせた色柄のマスクや、
お気に入りのワンポイントを入れたマスク、
マスクの耳元近くに揺れるアクセサリーなど、
ステキな楽しみ方を見出している人たちを見かけます。
否が応でもマスクしなくてはとなったときに、
「マスクで楽しめる余地」
を積極的に追い求められるのって、スゴい。
そして尊い。
素直にそう思います。
私自身は
「マスクをする」
という最低限の部分をクリアするだけで
「ま、これでいいや」となってしまうから
どんな機会をも最大限利用して、
人生を味わい楽しむことを知る人が
世の中には一定数いる。
それまでも薄っすらとそう感じてはいたけど、
このコロナ禍で確信に変わりましたね。
そういうマインドに憧れつつも、
そのためにはまず面倒くさがりな性格を
なんとかするのが先決なんだよね……
と自覚しているばん子のブログへようこそ!
今日はイースターでした〜。
↑今年も、美味しくいただきました、
ホットクロスバンズ♪
シナモン、オレンジピール、レーズン……
このホットクロスバンズに限らず、クリスマスをはじめとしたお祝い時期のお菓子類(多くの場合、料理も)は、おおかたこれ系の風味ですよね。
シュトレンとか、クリスマスプディングとか。
要するに、昔々はこうしたスパイス類やフルーツが高級品だったからこそ、特別なオケージョンに大奮発したということであって、こういうのってどこの国でもありそうです。
日本にしても、贅沢品だった砂糖を大量投入するのが特別感に直結していたり、お祝い事には日常的には食べられないお餅がお決まりだったり。
いずれにしても、
「この香り、この味は◯◯のときならでは」
といった傾向以上のお約束は存在すると思います。
だからこちらとしてもほとんど反射的に
「あ、クリスマスなのね」みたいに全身で了解するわけです。
そして、気持ちにスイッチが入る。
考えてみると、リゾートホテルに足を踏み入れた瞬間にもきっと
「リゾートならではの何か」
を全身で感じ取っていて、それだから一瞬にして心のありようが切り替わるのではないかと……。
ビーチから聞こえる波の音?
行き交う人たちのリラックスした様子?
トレイに載せて運ばれるトロピカルカクテル?
テーブルにどっさり盛られた南国フルーツ?
風が通るたびにサワサワと鳴る椰子の葉?
ひんやりと気持ちいいタイル貼りのフロア?
水平線に沈む夕陽?
それが何なのか、
あるいは複数の要素の集合の結果なのか、
まだ捉えられていないけれど、
一つひとつ丁寧に解きほぐしていくことで
いつか「おうちリゾート」を
その本質において実現できたらいいな♪
旅行もままならない今という時は、
立ち止まって熟考したり、
本質を見つめ直したり、
見えない何かの理由を追求したり、
自分の内面に問いかけてみたり、、、
いつもとは違う角度から旅と旅先について考えてみる時間を持つのにもってこいなのかもしれませんね。