大寒……のわりには暖かだった今日
お陰様で夫の風邪も徐々に治ってきて、しかし…… 夫自身は、憮然とした感じ???
どうやら、結局のところ家族中で夫一人だけがウイルスとの死闘を繰り広げ、息子も私も伝染らなかった(少なくとも発症はしなかった)という点になんとなく納得が行かないようです
(息子や私がどこかで菌をもらってくると、もれなく夫に感染。そして息子や私はほんの半日ほど「なんか風邪っぽい?」というだけで終了するのに夫は……というパターンなのでなおさら?)
ま、息子は床に落ちたものでも拾って食べちゃうタイプだし、私は私で「荒れるから」といって滅多に手を洗いませんからね(←コラ)、ライトな潔癖症の夫とはおそらく耐菌力が違うのでしょう……と妙な誇らしさを感じているばん子のブログへようこそ……!
さて、昨年秋に実家の父と2人で行ったジョグジャカルタの旅行記の続き。
シニアとの旅行という視点を交えながら書き進めています。
国内短距離路線でビジネスクラスなんて意味ないと思っていたけれど……
フライト時間の長い国際線は、父の疲労度合いを考えればビジネスクラス以上が譲れない条件でした。
でも、名古屋〜成田の移動についてはとにかく短いですからね、ちょっと電車に乗る感覚だと思えばエコノミーでも構わないと考えていたのですよね。
実際にはビジネスに乗ることとなりましたが、これはあえて選択したわけではなくて、乗り継ぐ先の国際線の搭乗クラスに連動して勝手にビジネスクラスが指定されただけの話だったんです。
が、しかし、
結果的には
ビジネスでよかった……!
というのも、旅のスタートにゆとりがあると、その後もリラックスした状態を維持しやすいものなのだなと父を見ていて感じられたからです。
(↑正確には家を出るところがスタートということになるでしょうが、こと海外旅行の場合は空港から最初の飛行機に乗るところが感覚的なスタートかと)
まあ確かに、うわーっ!遅刻しそう!間に合うかな!?と汗をかきながら開演時間ギリギリに慌ててコンサートホールに飛び込むと、心がワタワタふわふわしちゃって舞台や演奏を楽しめないっていうことありますよね?
そんな感じでしょうか?
落ち着かなかったりハラハラしたりしてしまうと、旅先という慣れない場所だけにシニアは特に気持ちの立て直しが困難で、その後がなし崩し的にてんやわんやな感じになってしまいそうと思うのです。
ただシート面積が広いというだけの話ではなく、搭乗時から余裕をもって行動でき、周囲の様子もゆったりとしていると、それだけで安心できるみたい
スマホを家に忘れてきてしまった一件(★)があったこともあり若干ナーバス気味だった父も、スタッガードシートにのびのびと脚を伸ばして座ってしばらくすると笑顔になっていました。
イエーイ!(≧▽≦)と思ったものの、
サービス内容は国内線のそれなので、
何も映し出されません。残念。
成田空港の乗り継ぎ検査場はこじんまり
JAL国内線→JAL国際線と乗り継いだ私たちの場合、中部国際空港のチェックインカウンターで預けた荷物はジャカルタまでスルーで運ばれます。
成田空港での乗り継ぎ時は機内持ち込みの手荷物だけの身軽な状態。
ただ、多分「超」のつく方向音痴の私は、乗り継ぎ専用の検査場までスムーズに移動できるのか心配過ぎて、
ハートはずっしりと重い状態
いや、私一人だけなら汗だくで走り回ったっていいんです、とにかく時間に間に合えさえすれば。
迷うのは慣れっこですからね(←慣れるな)、最終的に乗り継げさえすれば御の字という謙虚な気持ち(?)ですよ、はい。
でも今回は父と一緒。
それでなくても国内線で移動してきてややくたびれていて、次はいよいよ出国かと緊張しながら国際線へと乗り継ぐわけです。
現役世代にはたいしたことではなくても、シニアとなればこういうちょっとしたプレッシャーは大きな負担のはず。余計なストレスは断固排除したいと思っていました。
それに単純に考えても、そろそろ歩き方がすり足に近づいてきている高齢の父を1mだって無駄には歩かせたくありません。
(加えて、国内空港構内でいきなり道に迷って「この先ほんとに大丈夫なのか……?」と不安がらせたくもありませんでした)
印刷してきた空港構内マップを見返してはシミュレーションしたりと降機前から落ち着きのなかった私でしたが、幸いにも国際線乗り継ぎの案内矢印をすぐに見つけることができ、ホッ
でも乗り継ぎ専用保安検査場の入口は意外なほどにこじんまりとしていて、同じように乗り継ぐ人たちが周囲にいなかったらあるいは通り過ぎていたかも……
考えてみれば、どこの空港でも乗り継ぎルートってわりと細い通路だったりひっそりしていたりしますよね。
それなのになぜだか「成田のは大きくて目立つ」と思い込んでいるようなところがあったかもしれません。
保安検査を通過後、ジャカルタ便の出発時刻まではさほど時間があるわけではありませんでしたが、事情あって直接搭乗口へとは行かず、一旦ラウンジへと向かいました。
その事情とは……???
↑父のキャリーバッグの目印のドコモダケ。
紐が切れたかでこういうくくりつけられ方に……。
む、むご過ぎる……
次回に続きます。