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2023年夏のバリ島旅行について書いています。


  ウブド王宮からプリアタン王宮まで

今回、ティルタサリのバリ舞踊公演を見てみたくて、事前に予約を入れていました。

ティルタサリはプリアタン王宮裏のバレルンステージで毎週金曜日に公演しています。

ウブドは王宮前のメイン通り(ラヤ・ウブド)を中心に、モンキーフォレスト通り、ハヌマン通りなど南側に伸びる道にレストランやショップが充実しています。


プリアタンはそこからはちょっと外れており、ウブドの右下、南東に当たります。



食事やショッピングがしやすいのはウブド王宮の周りかなと思い、ウブド中心地に来たのですが、ダンスの始まる19:30までに、プリアタンに移動しなければなりません。


事前にGoogleマップで調べたところ、ウブド王宮からバレルンステージまで徒歩25分とあります。車なら5分。

ゴミゴミしてるし、不慣れな場所へ行くので、車で移動したいところ。

本当は路線バス「トランスメトロ・デワタ」がウブド王宮前にバス停があり、プリアタン王宮のバス停に停まるので、バスを利用するのがベストです。

ただこの日は支払い方法がないため断念しました。


  ウブド内の移動は

ウブドはメータータクシーが走っておらず、以前からドライバーサービスが盛んです。

値段は交渉次第、いわゆる白タクです。

ただ、別に違法でも何でもなく、「◯◯に行くのでいくらでどう?」と交渉してから乗れば、変な場所に降ろされることも、ふっかけられることもありません。


それ以外にも、現在バリ島ではライドシェア、つまりタクシーアプリの利用も盛んだそうです。

そういえば街中で「タクシー!」と声をかけられる回数が減ったかも。

バリ島で最も利用されているのはGojekだそうですが、GRABも使えそうでした。


  徒歩で移動します

私は白タクを利用した経験があるため、ドライバーをつかまえようと提案しましたが、ダンナは頑なにNO!

サムサラからここまで連れてきてくれたドライバー・ガカンさんにたのもうと言っても、首を縦に振ってくれません。

お迎えを頼んでいるので、WhatsAppの連絡先を聞いているし、このあたりで待機しているはずなので、呼び出したら喜んで来てくれると思うのですが。


ダンナは人に何かを頼むのが苦手なのですネガティブ

迷惑をかけると考えてしまうよう。


「渋滞してるから歩く方が早い」

「運動したいし」


と色々言うので、面倒くさくなり、結局徒歩にしました。

途中コンビニにも寄りたいし、20分なら歩けなくはないかな。


  Googleマップで道を確認

Googleマップで、現在地(「ノマド」にいました)からバレルンステージまでの道のりを確認します。


曲がる場所さえ間違えなければ、そんなに難しくは無さそう。

国際ローミングもうまくいっており、GPSも機能しています。

スマホさえあれば、大丈夫かな。

世の中便利になったなぁと思いつつ、出発しました走る人


  分かれ道です

夜6時半を過ぎていたので、渋滞も解消し始めていました。

一方通行も解除され、相互通行になっています。

メイン通りには歩道があるので、歩くのはそれほど危なくありません。

アップダウンやタイルの欠けなどがあり、バリアフリーではないですが。そこはバリ島。


Googleマップの道順にある曲がり角まで来ました。



ここで曲がるとスクマ通り。もう少し先の大通りがチョコルダグデライ通り。

どちらに行くか、一緒迷いました。

スクマ通りを見ると真っ暗ではなく、お店もありそうですし、歩道もあるので危険な道には見えません。

一方、チョコルダグデライ通りは車が多くて、音もうるさいです。

歩いているだけで疲れそう。

そう判断し、スクマ通りを進みました。

ホテルもレストランもあるし、明るいので大丈夫。


でした。途中までは。


  道は合ってるんだけど

この、地図の赤い矢印の範囲


民家しかありません真顔

街灯も暗く、川の付近には街灯すらありませんでした無気力

スマホの懐中電灯を使って進むハメに。


Googleマップを確認すると、道は合っているのです。

でも、家族全員「ほんとにここで合ってるのかな」と心の中に疑問符だらけ。

王子は不安を口にしていますし、ダンナも戻った方がいいんじゃないと言い出しました。


ただ、今更戻っても、メイン通りに戻ってからチョコルダグデライ通りに行かねばならず、かなりの遠回りです。

早く抜けるしか方法はありません。


おまけにバリ島といえば

放し飼いの犬。


夜間、彼らは家の前で番犬と化すのですネガティブ

民家の前を通ったら、嫌でも彼らに追いかけられますアセアセ

バリの犬って、素朴なんですよ

暗闇で見たら、もうほぼオオカミですネガティブ


王子がマジビビり驚き

私も内心ビクビクでしたが、自分はソルジャーになったつもりで通り抜けました。

野良犬って平常心で通り抜ければ、それ以上追いかけて来ないんですよね。

昔は日本にも野良犬がいたので、私とダンナは経験があるのですが、王子は初めてだったようで、相当怖かったと思います。


  バレルンステージ前も暗すぎる

ようやくチョコルダグデライ通りに出ました。

ところが、バレルンステージはこの通りじゃなくて、王宮の裏側。

また脇道を通って裏通りに行く必要があります。

上の地図の青い矢印の部分です。


よもやここも民家のみ無気力

街灯も最小限です。

19:30からダンス公演があるのに、人が集まっている気配もありません。

そしてまたも番犬が追いかけてくる真顔


本当にこの道で合ってるの?!


と、思わず口に出すと、王子が泣きました。


「わ〜ん、道に迷っちゃった〜大泣き


しかしそのとき、前方の街灯の先にクバヤを着た男性集団を発見!

おそらくガムラン楽団の人たちです。


「あの人たち、絶対、今日のダンスの人たちだよ!」


そう王子を励まし、楽団の人たちに

「バレルンステージはどこですか?」

と尋ねました。


すると彼らは笑いながら答えました。


「そこだよ!」


彼らが指さした先、なんと私の真後ろに割れ門がありました

暗すぎてわからなかった驚き


  まとめ

こうして私たちは何とかバレルンステージまで辿り着きました。

Googleマップの教えてくれた道は、確かに舗装されていましたし、近かったかもしれませんが、決して夜間に歩いて良い道ではありません

もし歩いてバレルンステージに向かうなら、チョコルダグデライ通りからアクセスすることをおすすめします。


海外でGoogleマップを利用して徒歩で移動する際は、最短距離ではなく大通りを歩く。


これ、肝に銘じておきたいです。


Googleマップって、観光客が歩いていい道かどうかの判別はしてくれないですよね。

今回も地元の方が通るなら問題ない道ですし。

ほんと、今後は気をつけようと思いました。


何より今回は、タクシーがベストだと思います。

バレルンステージ前の道、めっちゃ暗いし犬いるし犬

ウブド内ならおそらく20,000〜30,000ルピアで送ってもらえると思います!


次回、ティルタサリのレゴンダンスのお話です右矢印