いつもご訪問やいいねグッありがとうございますキラキラ

 

女満別空港から網走湖や知床、サロマ湖などご紹介しておりますが、毎回足を伸ばしてしまう場所があります。

 

 

「濤沸湖・水鳥湿地センター」

 

 

 

Googleマップでは「白鳥公園」の方が探しやすいかもしれません。

何しろ

「濤沸湖」

って読み方難しすぎますよねアセアセ

 

北海道の地名はほとんどがアイヌ語を和名に無理矢理しているため、「四露死苦」並の当て字になっていることもしばしば。

こちらの湖は「とうふつこ」と読みますが、アイヌ語で「沼の入口」を意味する「トープッ」が語源だそうです(小清水町ホームページより)。

 

  何がすごい?

ここの湖、かなりの確率で大型の野鳥が観察できます。

しかも、湖の周りを自力で散策して探すのではなく、観察センターの暖かい建物の中から、高性能な望遠鏡や双眼鏡を使って観察するので、バードウオッチング初心者でも問題ありませんOK

その上、入場料・駐車場とも無料なのですキラキラ

濤沸湖の湿地帯はラムサール条約に指定されており、網走国定公園の一部でもあるため、このセンターも環境省の管轄だそうです。

 

我が家は初めての訪問でタンチョウとオオワシを見て感動したため、つい毎回立ち寄ってしまいます。

 

  1月の濤沸湖

2023年1月にも訪問しました。

建物はこんな感じ。

 

入口で靴を脱ぎ、スリッパに履き替えます。

消毒・検温を済ませて、受付で入場者数や訪問回数などを記入します。

 

中にはこんな風に望遠鏡が並んでいて、覗き込むと何かが見えますよ。

 

ん?あれは

 

オオワシです!

 

オオワシやオジロワシは、渡り鳥。

流氷に乗って北海道にやってくるそうです。

1月のこの時期は流氷の着岸まではまだ間がありますが、ワシたちはそれくらいひとっ飛びなのでしょう。

 

この日、私たちの到着前に観察会があり、オオワシとオジロワシのバトルが見られたそうです。

一足遅かったアセアセ

 

代わりに建物内のバトルでも見ましょう。

左がオジロワシで右がオオワシ。

 

そして何と言ってもここは白鳥公園。

白鳥は望遠鏡なしでも見えます。

 

 

手前に1羽、奥にも数羽います。

白鳥ってやはりシルエットが美しいですねニコニコ

 

と思ったら。

 

?!

 

潜ってる驚き

大きい水鳥が潜ると迫力がありますねアセアセ

エサを採ってるのかと思ったら、川か流れ込んでいる真水を飲んでいるそうです。

 

望遠鏡で覗けばもっとたくさんの白鳥を間近に観察できます。

また、外に出ると彼らの声が時折聞こえてきます。

寒いけれど、とても風情がありました。

 

その他、マガモなどカモの仲間も見られました。

出合える鳥は季節によります。

10月はカモの仲間が多く、アオサギが目立っていました。

 

濤沸湖やこのあたりの自然を学べる展示もあります。

鳥だけでなく、哺乳類、爬虫類、昆虫、魚の紹介や植物の紹介、濤沸湖の歴史なども学べます。

 

 

お子様には塗り絵やペーパークラフトなども用意されていました。

 

ちなみにトイレもきれいです笑。

 

  どこにある?

濤沸湖は元々海だった場所が、砂州で閉じ込められた汽水湖です。

今でも海と繋がっているため、完全には凍りません。

 

場所はもちろん海沿い、女満別空港からは30分、あばしり湖鶴雅リゾートから20分とアクセスも良好です。

知床に向かう途中に立ち寄るのにもちょうどいいんですよね。

 

白鳥公園、おすすめですOK