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この港、みなさん見覚えがあるかもしれません。
というのも、この知床・ウトロ港は例の知床観光船が出港した場所で、連日ニュースを賑わせていたからです
その漁港に面して立っているのが、このホテル。
北こぶし知床 ホテル&リゾート
知床は何もしない贅沢とは対極にあるデスティネーション(目的地)です
それでも我が家のことなので、2泊3日のうち、ガッツリ予定を入れたのは2日目の知床五湖トレッキングのみで、あとは予定なし。
それ以外はホテルでのんびりです。
北こぶし知床 ホテル&リゾート
というのもこのホテル、推しポイントがかなりあります。
・味、品揃えとも我が家史上ナンバーワンのブッフェ
・“サウナー”垂涎の大浴場
・選ぶのに頭を悩ませるほど充実した売店
・真冬には流氷が見える
目の前は漁港ビューという借景には恵まれないこのホテルですが、上の4つの特徴があるため、デスティネーションホテルとしても、充分魅力的なのです
もちろん、知床の主要観光地へのアクセスは抜群で、知床観光の拠点としても優秀。
実は2022年4月に宿泊しましたが、あまりに良かったため、半年後の10月にリピートしました。
デスティネーションホテルとは
目的地が決まっていて、どこのホテルに泊まるかを決めるのではなく、「そのホテルがあるからそこが目的地(デスティネーション)になるホテル」のことです。
例えば箱根でいうと、「箱根吟遊」さんなどはこれに当たると思います。
アコモデーションについて
北こぶしは漁港に近い順から西館・本館・別館の3棟が建っています。
フロアマップの右側が海です。
2度の宿泊で利用したお部屋をご紹介します。
シービューツインハイフロア
前回2022年4月のお部屋はシービューツインハイフロア、本館のお部屋でした。
ハイフロアは7階ですので、窓から海は見えますが、外から中は見えないと思います。
窓の前は景色を眺められるよう、ベンチが造り付けられています。
窓側の床は縁なし畳が敷かれており、ロッキングチェアもあります。
手前の壁際にクイーンサイズのベッドが2台並んでおり、その手前に洗面所とバスルームがあります。バスタブもついていました。
ベッドはシモンズ製。
ベッドの向かい側はミニバーです。
ホームページより、間取りです。
シービューツイン
今回2022年10月は、知床のハイシーズンのため料金設定が高く、ワンランク下げてシービューツインにしました。
西館の3階なので、より漁港に近く、部屋で着替えてたら船の人と目が合うのでは?と思うくらいの漁港ビューです。
ですが、リニューアルが2019年2月のため、より快適でスタイリッシュなお部屋の造りになっています。
ハイフロアの部屋と異なり、窓際の作り付けベンチの代わりにコーナーソファ。
座りやすくて快適でした。
もう1脚イスが置かれているのもありがたいです。
また窓側の床は、やはり縁なし畳ですので、床でも寛げます。
ウェルカムスイーツは「知床時間」という白い恋人のようなクッキーです。
手前にベッド。ヘッドボードが革張りのクッションになっているのが嬉しかったです。
ベッドをソファのように利用できるので、海を眺めながらのんびりできます。
ベッドの右側にミニバー。
北こぶしオリジナルのコーヒーもあります。
あとは日本茶とほうじ茶で、冷蔵庫は空です。
引き出しの中にティッシュがあります。
洗面所は入口の右手、クローゼットと向かい合わせです。
ダブルシンクではなく、バスタブなしシャワーのみですが、大浴場が充実しているので、全く問題なし。
写真には映っていませんが、タオルバーがあり、手拭き用のタオルがかかっているのが便利でした。
タオルバーのないホテルも多いですが、手洗いの回数が増えている今、どこのホテルも付けてくれると良いなと思います。
シービューツインハイフロアと比べて、着替えのための空間が区切られていて、とても使いやすかったです。
洗面台が狭いのが、やや難かな。
北こぶしは大浴場にタオルを持参する方式です。
そのため、館内用のカゴが用意されています。
浴衣はオリジナル柄でかわいい
コスチュームアーティストひびのこづえさんのデザインだそうです。
なお、チェックアウト時にアンケート用紙をスタッフに渡すと、ひびのさんデザインのクリアファイルがもらえます。
なお、朝食や夕食会場になるブッフェレストラン、大浴場とも西館にあるため、実は西館の方が便利です。
しかも、シービューツインのお部屋は2019年1月29日にリニューアルされたため、新しい上に使い勝手も向上していると思います
次もこのお部屋かな。
オホーツク倶楽部
さて、北こぶしには「オホーツク倶楽部」というクラブサービス付きのお部屋もあります。
アコモデーションは上から順に、
・サウナ付スパスイート
・露天風呂付スイート
・露天風呂付DXツイン
・和モダンツイン
の4種類があります。
1階にはラウンジがあり、オホーツク倶楽部のゲストはそちらがフリーで利用できます。
最上級のお部屋にサウナが付いているのが、このホテルの特徴をよく表しています。
オホーツク倶楽部を利用すると、このホテルの満足度は更に高くなりそうな気がします。
いつかは、オホーツク倶楽部。。。
まとめ
とはいえ、たとえ海の見えないお部屋でも、クラブサービスが利用できなくても、最初に述べた4つの魅力は揺るぎません。
マイナスイメージの付いてしまった知床ですが、唯一無二の大自然に抱かれたポテンシャルの高い観光地です。
私たちが訪れた10月も、多くの人で賑わっていました。
そこにきて、このホテル。
うちのダンナはどハマりしています
次回よりその4つの魅力について、1つずつお話していきたいと思います。