「はいむるぶし」について書いています。

 今回は、マングローブツアーについてです。

 

「はいむるぶし」

 

 

 

  脱・おこもり

基本的に何もしない贅沢を楽しんでいた我が家、王子が成長するにつれ、最近ではリゾートの外にも出るようになりました。

というのも、大好きな番組「ダーウィンが来た!」や「鉄腕!DASH」などの影響で、リゾート内では出合えない動植物に興味が出てきたからです。


手始めに、小浜島のマングローブを探検するツアーにチャレンジです。

はいむるぶしの公式サイトのアクティビティから申し込みました。

2時間程度で1人3500円、小学生までの子どもは2500円です。

主催は「ちゅらねしあ」さんでした。


 

  マングローブとは

実は「マングローブ」という木は存在しません。

たとえていうなら、「ジャングル」という木が存在しないのと同じです。

海水と淡水の混じった河口付近、汽水域に棲息する植物群落のことを、「マングローブ」というそうです。

小浜島のマングローブには、主にヤエヤマヒルギ、オヒルギ、メヒルギなどが生えています。

 

  天国?

まずはこちらの写真から。

 

 

波もなく、風もなく、音もありません。

そこにいるのは海の生き物と私たちだけ、

そんな場所でした。

なんだか別世界に来たような

不思議な景色の一部になることができて、

それだけでも幸せな時間でしたにっこり


足下は砂というより泥ですアセアセ


え?ここに入るの驚き

と、ひくくらいのぬかるみです。

しかも、ツアー会社のお兄さんから渡されたのはクロックス真顔

最初は恐る恐る歩きはじめましたが、

そのうち楽しくなってきました。

海の泥なので、嫌な匂いもしないし、何となく清潔なのです。


お兄さんは裸足アセアセ


少し沖にある、中州を目指します。


途中、

西表島との間はそれほど遠くはないけど、

ちょうどサメの通り道だとか、

近くの新城島は閉鎖的な集落で、

調査に行った学者が戻って来なかったとか、

そんな話も好奇心をそそるお話を聴きつつ、

ハゼやカニを探します。


   どこにあるの?

 小浜島のマングローブ林はここにあります。



 

右が小浜島、左が西表島です。

なぜか小浜島のマングローブは河口ではなく、海にあります驚き

この不思議な景色の理由は、ここにあったんですね。


小浜島のマングローブは西表島から流れ着き、徐々に広がっているそうです。

じゃあ西表島のマングローブはどこから来たんでしょう?


色んな生き物に出合いました

  マングローブの植物たち

オヒルギ

 

この花が


こうなって、



地面に落ちてささり、2〜3ヶ月の時を経て芽を出し、やがて木になります。



こちらはヤエヤマヒルギ。


こうして空いている場所へと根を伸ばしていくため、歩く木と呼ばれているそうです。


  海の生き物


 ミナミトビハゼ。

このマングローブの主役です。

よく見ると、ヒレで立っているのがわかるでしょうか?

臆病なので、近よるのは難しいです。


これは何かな?

裏を見てびっくり。

カラッパというカニです。



こちらはおそらくノコギリガザミ。

めっちゃ威嚇しています。



美味しそうですが、ハサミが強力なので気をつけましょう。


二枚貝。



名前忘れましたが、調べたところアラスジケマンという名前っぽいです。


あとはこの子たちもたくさん。



名前忘れましたが、ウミニナだと思う。。。


ラピスラズリ色のボディの「ルリマダラシオマネキ」も探しましたが、出合えませんでした。

残念アセアセ


マングローブの中州まで往復したあと、泥だらけの足を洗うために、車を走らせて秘密のビーチへ!

薄曇りでしたが、穏やかで気持ちの良い場所でしたニコニコ


ドリンクなどが付く訳ではなく、シンプルなツアーですが、島の素朴な自然を味わえて大満足のツアーでした。


特に入場料がある訳ではないので、個人でも行けそうではありますが、海に出てしまうと目標物が、帰りは迷いそうですアセアセ

個人でお出かけの際は、木に目印を付けるなど工夫した方が良さそうです。


「ちゅらねしあ」さんはカヤックがメインのようなので、次回はシーカヤックに挑戦したいですニコニコ





次回、はいむるぶしに戻って、センター棟について少しお話しします。