ハワイ島にある「ヒルトンワイコロアビレッジ」に行ってきました
7歳男子(王子)とアラフィフの夫婦、計3名の旅です。
ホテル特典プログラム
ホテル上級会員は特典いっぱい
ご存知の方も多いかと思いますが、「ヒルトンオナーズ」は、ヒルトンホテルグループの会員プログラムです。
宿泊先をヒルトンハワイアンかヒルトンワイコロアで検討し始めた時から、ヒルトンオナーズの入会について検討し始めました。
というのも、こうしたホテルの上級会員になっていると、
・部屋のアップグレード
・レイトチェックアウト
・アーリーチェックイン
・朝食
などのサービスが受けられる場合があるからです。
通常上級会員になるためには、まずはメンバー登録し、ホテルにたくさん泊まる必要があります。
ただ、どこのホテルグループにも、たくさん泊まる代わりに一定の金額を支払うことで、上級会員になるシステムがあります。
ちなみに我が家はダンナがIHG(インターコンチネンタル・ホテル・グループ)の年会費200ドル(正確にはインターコンチネンタルアンバサダー会員の会費)を払うことで、IHGの「プラチナエリート」にランクアップされています。
もちろんハワイでもIHG系列のホテルに泊まりたかったのですが、残念ながらオアフ島のルートインのみで、我が家好みではありませんでした。
ゴールド会員になるには
ヒルトンオナーズの場合、ヒルトンオナーズアメックスカードを作ればゴールドステータスにランクアップされます。
年会費は16500円です。
そして、ヒルトンワイコロアのゴールド会員特典はこちら。
・朝食の代わりに1日1室2名までのクレジットチャージ18ドル(1日計36ドル)。当日限り有効
・1滞在につきペットボトルウォーター2本
・状況に応じてアップグレード(スイートや、パレス⇨マカイへのアップグレードはなし)
朝食ではなく1000ポイントを選ぶこともできるそう。
ということで、我が家の場合、4泊するので、ホテルで使えるクレジットは合計144ドル。
1ドル140円で計算すると、20160円分がホテルの飲食に使えることになります。
そしたらヒルトンアメックスカードの年会費、ちゃんと元がとれますね。
しかも、アップグレードがあるかも
ところが我が家は結局ヒルトンアメックスカードに入会しませんでした。
・マカイへのアップグレードがないこと
・今後もヒルトンに宿泊する可能性は低いこと
・IHGにも年会費を払っていること
などが理由です。
実際、ホテルで1日36ドル使わない日もあったので、今回はこれで良かったかな。。。
カードを作るか作らないか
一応、ヒルトンアメックスの年会費が16500円、ワイコロアのクレジットチャージが18ドル×2のままの場合の対応表です。
・3泊するなら⇨クレジットは108ドル
1ドル153円以上で元が取れる
・4泊するなら⇨クレジットは144ドル
1ドル114円以下になると元が取れない
1ドル114円以下になることはしばらくなさそうですが、153円以上はあり得るかも
しかも、アップグレードの差額とお水の料金、合わせたらもう少しハードル下がりますね。
メンバー会員
ただ、ヒルトンオナーズ会員への入会は無料なので、ひとまず入会はしておきました。
平会員は「メンバー会員」と呼ばれます。
念のため、HISからヒルトンワイコロアにメンバー会員の番号を伝えてもらいました。
今回の宿泊はヒルトンオナーズ会員の宿泊としてはカウントされないようです。
宿泊予約した後から入会したので、それは仕方ないかな。
ヒルトンワイコロアのメンバー会員特典はこちら。
・無料WiFi
・オナーズチェックインカウンターの利用
・レイトチェックアウト(状況に応じて)
・エクスプレスチェックアウト
無料WiFiはリゾートチャージにも含まれているので、意味はなし。
HISの予約なのでオナーズチェックインカウンターも使えないそう。
レイトチェックアウトは午前便でオアフ島に行くので必要ありません。
結局エクスプレスチェックアウトだけです。
直予約なら
事前にチェックインができるようです。
その際、空いているお部屋を自分で指定できるらしい。いいな
我が家の場合、既に部屋が決まっていて、パレスタワーのどのあたりの部屋なのかアプリに表示されていました。
アップグレードのススメ
ただし、会員向けアップグレードのオファーはきました。アプリとメール、両方にきます。
マカイのリゾートビューへのアップグレードが1泊あたり58ドル、オーシャンビューなら103ドルとのこと。
会員向けに少し安く提供してくれているもよう。
しかし、計算したらマカイリゾートビューへのアップグレードが税込で3万7千円くらいしたので、アップグレードはしませんでした。
マカイにどうしてもアップグレードしたいなら、このオファーはありかもしれません。
エクスプレス・チェックアウトが本当にエクスプレスだった
ただ、エクスプレス・チェックアウトは本当にエクスプレスでした。
デポジットから
まずチェックインの際、クレジットカードの提示を求められます。
デポジットと言って、簡単に言うと「食い逃げ防止」です。カード番号を控えておけば、たとえチェックアウトしないで逃げちゃう人がいても、請求できますよね。
そのための保険として、ホテル側はチェックインの際にカード番号を控えておく訳です。
ですので、デポジットの際にカードを提示することで何か請求される訳ではなく(あっても返金されます)、チェックアウトの際に再度カードを提示して、精算する必要があります。
エクスプレスチェックアウト
しかしエクスプレスチェックアウトの場合、最初のデポジットのカードに請求がきます。
というのも、エクスプレスチェックアウトはヒルトンのアプリで「チェックアウト」のボタンをポチッと押すだけ。
チェックアウトできた旨のメッセージが表示されます。
その間わずか2秒。
領収書はメールで送られてきます。
チェックアウトのためにレセプションに並ぶ必要がないのです。
いや、マジでエクスプレス
あとはカードキーをホテル出口付近の回収ボックスに返却するだけです。
ということで、今回のメンバー会員のメリットはエクスプレス・チェックアウトでした。
デジタルキー
それ以外にも、ヒルトンアプリがあればデジタルキーが使えます。
これも正規予約ならデジタルチェックイン直後から使えるようです。
我が家のような場合、アプリと宿泊予約の紐付けが必要ですが、我が家はチェックイン後、デジタルキーはすぐ使えず、「フロントに問い合わせしてください」と表示されていました。
ひとまずカードキーがあるので放っておいたところ、翌日見たらキーボタンが緑になりました。
「Digital key Ready to Use」
と表示されます。
使い方は、部屋の前でデジタルキーのボタンを押すだけ。セキュリティのため、遠くから開けることはできません。
解錠まで2〜3秒かかりますが、カードを出して差し込むより楽かなと感じました。
デジタルキーは1人が使えるようになると、家族にもメールでシェアすることができます。
キーのシェアをするボタンをタップし、キーをシェアしたい家族の名前を入力したあと、メールアドレスを入力して、メールを送ります。
あとはメールを受け取った人が、ウェブにアクセスするだけです。
その際、受け取る人はアプリのインストールとログインを忘れずに。
リクエストもアプリで
一番便利な機能は「メッセージ」かもしれません。
ホテルへのリクエストや質問を、電話や対面ではなく文章で送れるため、「こんな時英語でなんて言うのかな」とか「電話なかなかつながらない」などの不安や不満もありません。
もちろん英文で送る必要がありますが、Googleなどで翻訳してから送ることもできますよね。
私はこれで電気ケトルのリクエストをしましたが、レスポンスは早いですし、30分くらいで届けてもらえました
その他の機能
周辺のお店や観光地が表示されるマップ、Uberと同様のライドシェア「Lyft」もヒルトンアプリから使うことができます。
ただしこのアプリ、全部英語です