皆様2013年のありがとうのご挨拶 | モキコは小粒でもピリリと辛い

皆様2013年のありがとうのご挨拶

12月31日ですね。


今年、お会いした皆様、 ブログを読んで頂いている皆様 


今年も大変お世話になりました。


毎年とてもわくわくする日々を送っていますが、今年はなんといっても


お茶のラジオ番組FMyokohamaの「NIPPON CHA・茶・CHA」をスタートさせて頂きました。


様々なお茶の本やカタログに掲載していただいたり


秋には福岡や東京の色々なところでお茶と人とが出会う場所を作りに


ワークショップをたくさんさせて頂きました。






ラジオを始めさせていただいた事で、毎月1度開催している私が店主をつとめる


小さな御茶屋さん「茶音屋」ちゃねや では多くのリスナーの方や地元の方と



お茶とともにのんびりとした時間を過ごすことができました。





今年を振り返ると


お茶 とはなんだろう


その言葉がずっと心にありました。


飲むだけの 日常がなぜか「茶道」「煎茶道」と極められた。


でもその一方でお母さんが淹れてくれたあったかいお茶。
生活や思い出。うれしい気持ち、家族。そんな物もお茶にはありま

す。


お茶をする人は いつの時代だって クリエイティブでなければいけない


誰かの真似ではいけない。



千利休さんが 漁師さんが腰から下げていたお魚を入れるカゴに感動し


それを茶室のお花を入れるかごとして飾ったという話が ありましたが



それはちょうど 古着屋さんで自分だけのお気に入りを見つけるような感覚。


ハイブランドの洋服もいい。


私はサンタモニカやシカゴという古着屋さんでお洋服を買うことが多くて

500円でもとってもいいお洋服とかニットとかそういうものが手に入ったら

やっぱり誰かにいいたくなる。


だから歴史上のお茶人はいいものが手に入ると お茶会を開いて

ちょっとした自慢をしたかったのかも。


どうですか、これかわいいでしょ?って。


高くても安くても 自分がいいと思うものは かわいいと思うものは


いい!かわいい!はず。


自分の目だけを頼りに お茶のいうものを深く掘り下げていきたいです。


今年は特に、お茶の本をたくさん読んだ一年でした。



お茶を芸術の観点から見ている本


お茶を歴史的に深く掘っていく本


建築の観点から茶室を見る本


煎茶道の本


茶道を分析する本


様々な本がありました。



なぜお茶と人とがこんなにも強くつながっているのか


そしてなぜ私はお茶がこんなに好きなのか。


その答えはまだまだ出ません。



本の中には古いお茶人が素敵な考えや素敵な行動をたくさんしています。


それは私の励みとなり 背中を押してくれました。


本を読み、いいなと思ったものをまねするのではない。


自分をブラックボックスのようにして


では2013年に生きる私は何を考えるの?何を発信するの?

そこはとても大切だと思います。


私自身が2014年の茂木雅世に期待するところです。
とても楽しみです。これから自分は何を出すのでしょう。


日本茶アーティスト。 いえいえ もともと お茶はクリエイティブ。


お茶をやる方 みなが 創造する立場だと私は思います。


お茶を売っているだけではいけない


日々同じことをしているだけでは意味がない


この時代にあって お茶は何の意味があるでしょう。


人とどんな関係であったらいいでしょう。


それを必死に毎日考えていきたいと思います。


みなと同じことだけしておけばいい 

知識を持っていて自慢する

違うぞと戒める

そもそも知識はもたない


どれも 足らない どれも違う


根幹を持ちつつも、日々を自由に飛び回る勇気


かわいいものを 発信できる 強さ





2014年はそんな日本茶アーティストでありたいです。


この時代にあって お茶の持つ役割を


私は探して 発信したい。






2014年はそんなお茶人でありたいです。

この時代にあって お茶の持つ役割を私は探して発信したい。

わくわくは作る。

1月4日 船橋ロフト


1月5日 千葉ロフト でお待ちしております。



皆様 良いお年をお迎えください。