こんにちは、レゾナンスリーディング、
渡邊康弘です。
 
先日、ついに見てきました。
クリストファーノーラン監督の弟さんが制作。
弟さんのパートナーのリサ・ジョイが、脚本、監督を務められたということで
気になってみてきましたよ。
 
 

 
主演は、ヒュー・ジャックマン、レベッカ・ファーガソン。
この二人の共演は、グレイテスト・ショーマン以来でしょうか?
レベッカ・ファーガソンは、グレイテスト・ショーマンで歌姫を演じて、
主人公を翻弄させましたが、今作も同じような感じでしたね。
 
内容は、記憶を扱う主人公が、あるとき偶然、患者として出会った女性(メイ)の記憶を見て、
その記憶をみながら、恋に落ちるという物語。
ある日、突然、メイが忽然と姿を消して、なぜ、消えたのか?
どうしてなのか?メイは一体何者だったのかと、SFサスペンス超のドラマになっている物語。
 
ノーラン監督のインセプションと、メメントを足して二で割ったような世界観。
最初の一時間は冗長で、伏線がたくさんあったので、話の展開がどうなっていくのか?
ちょっと疲れたところもありましたが、最後の15分で伏線回収をしていくところが
すごくよかったですね。
 
全体としては、映画自体が暗示そのものような映画で、エリクソンの催眠にかかっていくような
そんな印象でした。セリフ、名前、場所、それぞれにアンカーが隠されていて、
しかも、わかりやすいように配置されているので、どうなるのかなというところはおもしろかったです。
 
ノーラン監督の域までは到底到達はしていない印象だったので、
今後の、作品で、より面白いものを作ってほしいところでずね。
 
ただ、コロナ渦という状況。限られた中で、このような作品を作られたというところでは、
見る価値はあるのではないかと思います。